米国の市場調査会社Specialists in Business Information (SBI) が発行した報告書「World Market for LEDs and OLEDs」によると、この多用途で効率的なLEDおよび有機EL技術の市場価値は、現在世界で50億米ドル規模を超えています。数年来、同市場は50%以上の成長率を記録し続けています。SBIでは、この好況は今後も継続し、2013年までには世界で140億米ドルに達し、米国においては30億米ドルを超えると予測しています。
環境にもエネルギーにも優しいことがLEDおよび有機EL技術の最大の利点です。一般の白熱灯の光エネルギーへの変換率がわずか20%なのに対し、LEDは80%です。例えばLEDの信号機は白熱灯のものと比べエネルギー使用が約92%少なくて済むのです。
さらに、この技術は実質的に世界的に高まる電力需要を満たすための発電所の増設ニーズを軽減することができます。また、埋立地における廃棄物を削減することも可能です。というのもLEDや有機ELは、有害物質を含有しておらず、最終的に埋立地で処分されたとしても汚染物質とならないためです。
こうした明白な利点があるにも関わらず、依然としてコストが同技術の弱点となっています。『導入を拡大する上、でコストが主な障害となっており、コストが下がれば消費者の購買動向にも多大な影響を及ぼすでしょう。もし見込まれた以上に低価格化が進めば、同市場は、急速に成長するでしょう。』とSBIのアソシエイトスタッフShelley Carr氏は述べています。
【 英文市場調査報告書 】
World Market for LEDs and OLEDs
世界のLEDおよび有機EL(OLED)市場
http://www.infoshop-japan.com/study/sbi79630-led-oled.html
出版社Specialists in Business Information
出版日2009/01
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