米国の市場調査会社BCC Researchが発行した報告書「THE GLOBAL MARKET FOR DISTRIBUTED ENERGY GENERATION」によると、世界の分散発電技術は2007年に438億米ドルとなりました。これが2008年には510億米ドル、2013年には1,270億米ドルと、CAGR20.0%で拡大すると予測されています。
同市場は燃料エネルギー技術と再生可能エネルギー技術に分けられます。燃料エネルギー技術が市場の最大シェアを有しており、2007年の収益は344億米ドルとなりました。同市場は、2008年には396億米ドル、その後、CAGR18.7%で拡大し、2013年には934億米ドルになると予測されています。
一方、再生可能エネルギー技術の2007年における収益は94億米ドルでした。同市場は、2008年には114億米ドル、その後、CAGR24.1%の成長率で拡大し、2013年には336億米ドルになる見込みです。
分散発電は小型の発電設備です。規模の経済に依存する従来型の発電と違い、分散発電技術はピーキング/シェービングによる廃燃料発電、緊急または予備発電、遠隔地用発電、携帯発電など幅広い用途を含め、様々なニッチ市場向けの局所的な発電ができます。この分散発電技術は次第に、再生可能発電技術の台頭によって広がっている局所的または地域的なベースライン発電にも用いられるようになっています。
【 英文市場調査報告書 】
The Global Market for Distributed Energy Generation
世界の分散型発電市場
http://www.infoshop-japan.com/study/bc78379-distributed-energy.html
出版社BCC Research
出版日2008/12
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