米国の調査会社BCC Researchが発行した報告書「Disabled and Elderly Assistive Technologies in the U.S.」によると、2007年の米国における障害者および高齢者補助技術市場は、およそ364億ドルでした。同市場は、2008年には382億ドルに達すると予測され、その後CAGR5.3%で拡大し、2013年には493億ドル規模になることが見込まれます。
この分析から眼鏡およびコンタクトレンズを除くと、2007年の米国における補助技術の市場価値は118億ドルとなります。また、2008年には124億ドルになると予測され、さらにCAGR5.8%で拡大し、2013年には164億ドルに到達することが見込まれます。
補助技術市場は、移動補助、アクセス補助、日常生活補助、コミュニケーション補助、視力および読み取り補助、その他のアプリケーションに分類されます。その中でも、視力および読み取り補助セグメントは、最大市場シェアを占め、2007年の市場価値は249億ドルでした。2008年には261億ドルに達すると予測され、その後もCAGR5.0%で拡大し、2013年には333億ドル規模に拡大することが見込まれます。
次いで大きなセグメントなのが、コンピューターを除くコミュニケーション補助セグメントで、2007年に44億ドルであった市場価値は、2008年はわずかに上昇することが期待されます。その後はCAGR4.0%で拡大し、2013年には54億ドルに達する見込みです。
日常生活補助セグメントは、第3位の市場シェアを占めており、2007年には30億ドルに達しました。2008年には32億ドルの市場価値となる見込みで、その後もCAGR5.9%で拡大し、2013年には43億ドル規模になることが予測されます。
【 英文市場調査報告書 】
Disabled and Elderly Assistive Technologies in the U.S.
米国における障害者・高齢者補助技術
http://www.infoshop-japan.com/study/bc76451-us-elderly-assi.html
出版社BCC Research
出版日2008/10
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