米国の調査会社BCC Researchが発行した報告書「PROTEIN DRUGS: GLOBAL MARKETS AND MANUFACTURING TECHNOLOGIES」によると、蛋白質治療の世界市場は2007年に868億ドルに達し、2008年には952億ドルに成長することが見込まれています。さらに、2013年までCAGR10.9%で拡大し、1,601億ドル規模になるとも予測されています。
蛋白質医薬品の市場は、抗体、サイトカイン、 ペプチドホルモン、ワクチン、血液製剤、ペプチド抗生物質、酵素などのセグメントに区分されます。これらのうち、ペプチドホルモンが最大の市場シェアを占め、その市場価値は2007年に261億ドルに達しました。また、2008年には279億ドルに成長することが見込まれ、その後もCAGR12.6%で拡大し、2013年には504億ドル規模に達することがと予測されます。
サイトカインは市場シェア第2位で、2007年の市場価値は160億ドルでした。さらに、2008年には175億ドルに成長することが予測され、その後もCAGR9.0%で拡大し、2013年には268億ドルに達することが見込まれます。
血液製剤は、第3位の市場シェアを占め、2007年の市場価値は151億ドルに達しました。また、同市場は、2008年には159億ドルに成長することが見込まれ、その後もCAGR6.1%で拡大し、2013年には213億ドルに達することが予測されます。
抗体のセグメントもかなりの市場シェアがあり、その市場価値は、2007年に150億ドルとなりました。また、2008年には181億ドルに成長することが見込まれ、その後もCAGR15.4%で拡大し、2013年には369億ドル規模に達することが予測されます。
【 英文市場調査報告書 】
PROTEIN DRUGS: GLOBAL MARKETS AND MANUFACTURING TECHNOLOGIES
タンパク質医薬品の製造技術
http://www.infoshop-japan.com/study/bc63235-protein-drug.html
出版社BCC Research
出版日2008/10
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