英国の食品飲料専門コンサルティング会社Zenith Internationalが発行した報告書「East Europe Fruit Juice 2008」によると、東欧におけるフルーツジュースおよびネクター市場は、2007年に10%強の成長を示し、64億8,500万ユーロに達しました。また消費量は、9.5%増加し、過去5年間に2倍以上となる56億1,600万リットルに拡大しました。
「こうした成長の背景には、収入の増加や豊かな生活への志向、さらに、産業界の同地域におけるマーケティングの強化などがあります。」と同社のディレクターであるGary Roethenbaugh氏はコメントしています。さらに、同氏は「健康的なライフスタイルへの欲求が、成長の鍵となっています。消費者は、特に新しいフレーバー飲料やプレミアム飲料およびビタミンやミネラルを補強したジュースなどを買い求めています。」と述べています。
同報告書の調査結果:
● 2007年はネクターが消費量の大半を占めた
● 冷蔵ジュースは、特にポーランド、ブルガリア、エストニアで好調
● マルチビタミンジュース、フレーバー飲料が総市場シェアで25%を上回る成長
● 2007年は紙パック入りジュースが出荷量の86.5%を占め、市場を独占
Zenith Internationalでは、東欧市場におけるフルーツジュースおよびネクターの消費量は2013年までに85億リットル、市場価値で100億ユーロを超えると予測しています。
【 英文市場調査報告書 】
East Europe Fruit Juice 2008
東欧のフルーツジュース市場:2008年
http://www.infoshop-japan.com/study/zi74335-fruit-juice.html
出版社Zenith International
出版日2008/09
【 本件に関するお問合せ先 】
株式会社グローバル インフォメーション
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3
アーシスビル 7階
担当: 営業2課
E-mail:sl2@gii.co.jp
電話: 044-952-0102
FAX: 044-952-0109