近年、製造業をはじめとするグローバル企業のWebサイトや、外国人投資家への情報提供を目的としたIRサイトなど、海外向けWebサイトの重要性はますます高まっています。従来、複数の言語で記述されたWebサイトにて、サイト内検索を導入する場合、複数の言語の検索結果を混在して表示してしまう場合や、各言語向けのサイト内検索を個別に作成する必要があり、情報のミスマッチや運用負担を生じておりました。
今回、サイト内検索ASP「SyncSearch」に国際化対応機能を追加し、検索結果画面のナビゲーション文言の国際化対応、および、グループ機能(※1)を併用することで、同一アカウントで、各言語向けにデザイン・検索結果を分けて提供することができるようになりました。
本機能では、標準で日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語(4カ国5言語)の言語テンプレートを提供しており、管理画面から選択・編集することで、簡単に各言語向けの検索画面デザインの構築が可能なうえ、上記標準以外の言語も管理画面から追加することが可能となっております。
さらに、最もよく使われる言語である日本語・英語に関しては、それぞれ言語専用の言語解析エンジンを搭載し、言語特有の文章表現を形態素解析(※1)することで、言語に合わせた読みやすい検索結果説明文の表示が可能になりました。
これにより、グローバル企業向けのサイト内検索において、国内外の情報格差の解消および、海外向け利用者のユーザビリティ向上、一元管理による管理者の運用負担の軽減などが期待できます。
※1 グループ機能とは、Webサイトを複数の領域(URL単位)に分け、
登録したグループに対応する検索領域のみを検索する機能です。
アクセス解析等のメニューもグループ別に閲覧することが可能です。
※2 形態素解析とは、文章を辞書・文法に沿って品詞分割する手法です。
■会社概要/お問い合わせ
株式会社SyncThought
所在地:東京都豊島区東池袋1-44-2 パラッシオ池袋903号
設立:2004年7月14日
事業内容:ITコンサルティング、システム開発、Webコンサルティング、「SyncSearch」開発
代表者:海野 修自 広報担当:藤平 幸司
TEL:03-6903-5210
「SyncSearch」サイト:http://www.syncsearch.jp/