米国の調査会社BCC Researchが発行した市場調査報告書「SUPERCONDUCTORS: TECHNOLOGIES AND GLOBAL MARKETS」によると、世界の超伝導体市場は2007年に14億米ドルとなり、2008年末までに14億米ドルに増加すると期待されています。また2013年には27億米ドルに達すると見込まれています。
同市場は、超伝導磁気、電気機器、およびエレクトロニクスに分類されます。超伝導磁気は特に科学、研究、技術開発、医療分野で用いられるもので、同市場を独占しています。しかし超伝導電気機器(例えばトランスフォーマー、ジェネレーター、モーター、電力貯蔵設備およびケーブル)が2013年までに同市場の4分の1近くを獲得すると期待されています。
超伝導磁気は2007年に13億米ドル規模となり、2008年には14億米ドルとなる見込みです。同分野は2013年に17億米ドルに到達すると予測されます。
第2のセグメントである電気機器の2007年における収益は1,950万米ドルでした。2008年には2,050万米ドルに達し、2013年には9億560万米ドルになると予測されています。エレクトロニクスがそれに続き、2008年の売上予測は970万米ドルとなっています。2013年には9,500万米ドルに達する見込みです。
科学、研究、技術開発が2007年の超伝導体市場の4分の1以上を占め、その他は医療分野となりました。2013年には科学、研究、技術開発が依然として市場の22%を占める見込みですが、医療は43.0%に低下すると見られます。このシェア低下の要因の多くは電気ユーティリティによるもので、これが2013年に同市場の19.2%を占め、輸送関係が同年に7.7%と見込まれています。
【 英文市場調査報告書 】
Superconductors: Technologies and Global Markets
超伝導体:技術と世界市場
http://www.infoshop-japan.com/study/bc74179-superconductors.html
出版社BCC Research
出版日2008/09
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