Nokiaがトップを維持、Samsungが苦戦するMotorolaを追い越す。
米国の調査会社EJL Wireless Researchは、2008年第2四半期の中国における携帯端末生産量および出荷台数を分析した調査報告書「China Mobile Handset Market Analysis - Second Quarter 2008」を発行致しました。2008年の中国における第2四半期の携帯端末出荷台数は、第1四半期と比較して16.4%減少しました。
同書は、四半期および年次ごとに、中国国内市場におけるGSMおよびCDMA対応携帯端末の生産および販売に関する独自の予測を提供しており、Changhong, Haier, Huawei, Lenovo, LG, Motorola, Nokia, Samsung, および ZTEといった主要な端末ベンダーも分析しています。
EJL Wireless Researchの創立者であり社長のEarl Lum氏は、「Nokiaが引き続き、中国におけるGSMおよび全体的な端末市場を支配している一方、SamsungがGSMの出荷台数においてMotorolaを抜き去り、2番目に大きなベンダーとなりました。CDMA市場においては、Huaweiが2008年第1四半期に市場へ参入した直後、トップサプライヤーの位置に躍り出ました。」と述べています。
Motorolaの中国におけるGSMおよびCDMAに対する需要は引き続き低調ものとなっています。GSM出荷台数は、回復の兆しが見えず、四半期ベースの取引高で2006年レベルの75%近くに落ち込みました。
Lum氏はまた、「Huawei や ZTEといった中国内の端末サプライヤーは、CDMA端末市場を支配し始める態勢にありますが、第2四半期のGSM市場においては、外国ベンダーが75%の市場シェアを獲得しているため、著しく不利となっています。」とも言及しています。
【 英文市場調査報告書 】
China Mobile Handset Market Analysis - Second Quarter 2008
中国における携帯端末市場の分析:2008年第2四半期
http://www.gii.co.jp/japanese/ejl72109-cn-mobile-hands.html
出版社EJL Wireless Research
出版日2008/09
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