英国の専門コンサルティング会社Zenith Internationalが発行した報告書「US Point of Use Coolers 2008」によると、2007年末までに米国に設置されたポイントオブユース(POU)ウォータークーラーは58万2,000台に達し、2006年から14.6%増となりました。配管または本管クーラーとしても知られるポイントオブユースシステムは水道水を浄化し冷却します。同社によると、米国の水道水クーラー市場は昨年2億100万米ドルと予測されており、活発かつ収益性の高い分野となっています。
『世界中のどの地域よりも、米国における水の消費は政治家や小売業者、消費者、レストラン経営者、企業家の間で議論を巻き起こしています。きれいな飲み水を蛇口やボトルから供給することは常に関心の的であり、米国の消費者による飲料水への需要と期待は家庭でも仕事場でもかなり高いものになっています。』と同社のディレクターであるGary Roethenbaugh氏はコメントしています。
より深刻になる経済動向も相まって、水の入手性についての国民の議論はポイントオブユースに対する認識や導入を押し上げる結果となりました。2007年は45万台以上のPOUが米国のオフィスで採用されました。さらに2万6,000台が工場や病院、学校、大学などに設置され、家庭だけでなく他の場所でも設置されるようになりました。同氏はまた『2007年12月までの一年間で、新規のPOU設備7万4,000台が国内に設置されました。』と付け加えています。
同社の予測によると、将来2011年には100万台をマークし、米国のボトルウォータークーラーおよびポイントオブユースクーラー市場あわせて16.5%の市場シェアを獲得するでしょう。そのときまでには1,000人にポイントオブユース3台以上の割合で設置されると予測されています。
同報告書には、100ページにわたって47の企業プロファイルやランキングが掲載され、市場概要に関する10の表と詳細なコメントが添えられています。
【 英文市場調査報告書 】
US Point of Use Coolers 2008
米国のポイントオブユースクーラー市場:2008年
http://www.infoshop-japan.com/study/zi70744-use-cooler.html
出版社Zenith International
出版日2008/08
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