ZTE および Guangzhou New Postcomは、2008年の中国における累積端末出荷台数の50%を獲得しています。
米国の調査会社EJL Wireless Researchは、同社が発行した報告書「TD-SCDMA Market Analysis "Under the Radar" Research Series」の中で、TD-SCDMA技術向けのモバイル契約者数およびモバイルターミナル(端末およびデータカード)の予測を発表しました。それによると、2012年までに中国におけるTD-SCDMAの契約者数は1200万人に到達し、全体的なモバイルターミナルの出荷台数は1150万台相当になると予測しています。
同報告書では、China Mobileに起因するワイヤレス基地局インフラの展開、端末およびデータカード入札の競合分析、また現在の半導体チップセット情勢に関する予測も示されています。
同社の創立者であり社長のEarl Lum氏は、「2008年におけるTD-SCDMA端末全体のうち、ZTEは27%を確保し、一方Guangzhou New Postcomは23%を獲得しました。中国国外の端末サプライヤーのシェアは端末全体のわずか13%で、データカードにいたっては0%でした。また、中国の巨大サプライヤーであるHuawei Technologiesは、これまでのところ端末全体の出荷量のうち1%にも満たないシェアしか獲得していません。」と述べています。
【 英文市場調査報告書 】
TD-SCDMA Market Analysis "Under the Radar" Research Series
TD-SCDMA市場分析
http://www.gii.co.jp/japanese/ejl71438-td-scdma.html
出版社EJL Wireless Research
出版日2008/08
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