米国の調査会社Venture Development Corporation (VDC)がこのほど発行した調査報告書「EMBEDDED SOFTWARE 2008 MARKET INTELLIGENCE SERVICE TRACK 01 - VOLUME 04: MULTI-CORE COMPONENTS AND TOOLS」によると、多くの組込みディベロッパーは、現在のプロジェクトにとって、マルチプロセッシングおよびマルチコア・アーキテクチャのサポートは、組込みオペレーティングシステムの選択に影響する重要な要因ではないと考えていることを示しています。
さらに、現在のプロジェクトにマルチコアまたはマルチプロセッサーデザインを使用していたと述べたディベロッパーにとっても、これらの基準は明らかに重要性が低くなっています。
一方ディベロッパーの嗜好は、マルチコア・アーキテクチャ向けサポートの相対的重要度において目に見えて増加しており、トップ8項目の基準は全体で一致しています。同社は、より多くの組込みプロジェクトとマルチコア・プロセッサーの連携が進むことにより、この選択動向は変化するものの、信頼性、コストおよび開発ツールの可能性といった要因は購入決定の後押しを続けると予測しています。
【 英文市場調査報告書 】
EMBEDDED SOFTWARE 2008 MARKET INTELLIGENCE SERVICE TRACK 01 - VOLUME 04: MULTI-CORE COMPONENTS AND TOOLS
組込みソフトウェア市場情報プログラム(2008)トラック1:第4巻:マルチコアコンポーネントおよびツール
http://www.gii.co.jp/japanese/vd71296-embedded-softw.html
出版社Venture Development Corporation
出版日2008/07
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