コンテンツ、ブランド力および顧客サービスの課題は、トリプルプレイの顧客数増加に向けたオペレーター戦略を妨げています。通信やIT、メディアなどが専門のコンサルタント会社Analysys Masonが発行した報告書「Multi-play Services in Western Europe: market sizings and forecasts 2008-2013」によると、トリプルプレイ(音声・インターネット・有料TV)市場は未だその潜在力を十分に発揮していません。西欧におけるマルチプレイサービスの市場規模および2008年~2013年の予測では、2007年以来、年平均17%の成長を示し、トリプルプレイのパッケージ契約世帯数は、2013年の末までに3,110万に増加する見込みです。トリプルプレイサービスへの支出は2013年までに148億ユーロへ増加するでしょう。この成長は主にIPTVサービス利用の継続とケーブルネットワークのアップグレードによって促進される見込みです。
3つすべてのサービスが利用できるにもかかわらず、ユーザーの30%以上がトリプルプレイのパッケージ契約をしているプロバイダーは少数です。トリプルプレイは、ユーザーにとって非常に便利であるという魅力的な提案を示すべきですが、以下のような非技術的理由により、導入は期待されていたよりも遅れています。
・革新的なTVコンテンツの不足・コアサービスにおける弱いブランド力
・質が悪い顧客サービスの後遺症
【 英文市場調査報告書 】
Multi-play Services in Western Europe: market sizings and forecasts 2008-2013
西欧におけるマルチプレイサービス市場:市場規模および予測(2008~2013年)
http://www.gii.co.jp/japanese/an70609-multi-play-svc.html
出版社Analysys Mason
出版日2008/07
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