米国の調査会社In-Statが発行した報告書「Wireless USB 2008: The Journey Begins」によると、現在、UWB向けシリコン価格の高騰が、ワイヤレスUSB(WUSB)の市場に悪影響を及ぼしており、価格が大幅に下がるまで、この状況は続くだろうと同社は述べています。PCやPC周辺機器、家電、携帯電話をターゲットに、WUSB技術を用いた初のデバイスが2007年に出荷されました。ここにはノート型PCやハブおよびドングルソリューションも含まれます。
『新たなワイヤレスエコシステムの始まりです。今後数年で出荷量は増大するでしょう。最終的にUWBやWUSBは他のテクノロジーが解決できなかった問題を解決することによって成功するでしょう。』とIn-StatのアナリストBrian O'Rourke氏は語っています。
同報告書では次のことが明らかになっています
・2007年のWUSBデバイス出荷台数は10万台を下回ったが、2012年には合計で1億9,000万を超える見込み
・他のWiMedia規格や、Wi-Fiなどの技術において競争が始まる
・ノートPCがWUSBの導入をリード
In-Statの報告書「Wireless USB 2008: The Journey Begins」では、世界のワイヤレスUSB市場について調査しており、4つの製品セグメント(PC、PC周辺機器、家電、通信機器)の22アプリケーションにおけるWUSB市場を概説しています。これらのアプリケーションそれぞれにおいてWUSBの普及動向が2012年まで年次予測されています。また2012年までのWUSBチップソリューションの年次平均売価予測も行なっています。WUSB向け半導体およびIPベンダーのプロファイルも交えてお届けしています。
【 英文市場調査報告書 】
Wireless USB 2008: The Journey Begins
ワイヤレスUSB:2008年
http://www.gii.co.jp/japanese/cg70754-wireless-usb.html
出版社In-Stat
出版日2008/07
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