首都大学東京 渡邉英徳研究室(東京都日野市旭が丘6-6、渡邉英徳准教授)と株式会社メタイマージュ(本社:東京都港区南青山、代表:芳井修)は、日本人ブラジル移住百周年を記念して開催される「日伯交流年事業」の認定事業「日伯建築・都市インターネットアーカイブス」(認定番号377)を含む、多彩な日本・ブラジルの文化交流イベントを開催する「Nippaku100島」をSecond Life内にオープンしました。
「Nippaku100島」概要
日伯交流年認定事業「日伯建築・都市インターネットアーカイブス」をはじめとする、日本とブラジルの文化交流イベントを2008年末まで順次開催していく島(SIM)です。Second Lifeユーザーであれば誰でもアクセス可能です。(開発協力:株式会社イーブランド)
Second Life「Nippaku100島」にアクセス:
島の中心部には、ブラジルを代表する世界的建築家オスカー・ニーマイヤー氏に関するインターネット上の画像を、3D空間で直感的に閲覧することができる「インターネットアーカイブ」を建設しています。今後、日本ブラジル両国の建築・都市風景の写真などを用いたアーカイブを拡充していく予定です。
「日伯建築・都市インターネットアーカイブス 」
日本とブラジルの建築・都市に関するインターネット上の情報を、Second LifeやGoogle Earthなどの先端的インターネットツールを用いてアーカイブ+視覚化するプロジェクトです。このプロジェクトは、首都大学東京・渡邉英徳研究室を中心としたチームにより進められています。
8/5現在、ブラジルを代表する建築家「オスカー・ニーマイヤー」に関するウェブ上の情報を収集し、Second Life・Google Earthを用いてビジュアライズする実験が行われています。この実験を皮切りに、2008年末までさまざまな展開が予定されています。
渡邉英徳は、ブラジル・サンパウロにて8月30日まで開催中の世界的アートイベント「FILE2008」に招待展示されています。8/5(現地時間)のシンポジウムでは「日伯建築・都市インターネットアーカイブス 」のデモンストレーションが行われました。
「日伯建築・都市インターネットアーカイブス 」参加登録用ウェブサイト:
http://www.webj.jp/sl-register.html
Second Life「Nippaku100島」にアクセス:
http://slurl.com/secondlife/Nippaku100/237/235/28
「Second Life」について
Second Life「は、米リンデン・ラボ社が運営する、インターネット上に存在する、「3D仮想世界」です。現在、全世界で約1000万人のユーザーが登録し、アバターという自分の分身を操り、コミュニケーションを楽しんでいます。自由度が高いその3D仮想世界では、世界中の人と出会え、モノを作り、それらを売買し、土地を借りてビジネスを展開できます。
3Dインターネット時代を牽引するプラットフォームとして、その活用性が期待されています。
「日伯交流年」について
1908年4月28日、日本人781名を乗せた第1回移住船「笠戸丸」が神戸港を出航しました。笠戸丸は約2ヶ月の後、6月18日にブラジル・サントス港に入港。ここに日本人のブラジル移住が始まりました。それから今年2008年で100年。笠戸丸から始まったブラジル移住者の子孫は、現在では140万人を擁するとも言われる世界最大の日系社会を築き、日系人はブラジル国内でも高い評価を得るようになっています。
日本人ブラジル移住100周年にあたる2008年。この記念すべき年にあたり、日伯両政府は、2004年9月小泉総理(当時)がブラジルを訪問した際に、2008年を日本ブラジル交流年(日伯交流年)」として祝うことで合意しました。
日伯交流年では、世界最大の日系社会を有するまでになった日本人のブラジル移住の100周年を祝うことはもちろんですが、これに留まらず、より幅広い両国国民の間で交流事業を行なうことで、未来に向かって日伯両国の結びつきを強めることを目指しています。このため、経済、社会、文化、芸術、学術、観光、スポーツなど幅広い分野での交流を行なう予定です。
【本件の連絡先】
首都大学東京・渡邉英徳研究室
渡邉英徳(准教授)
hwtnv@sd.tmu.ac.jp
042-585-8606(代表)
〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-6
株式会社メタイマージュ
担当:芳井
info@metaimpact.com
03-5809-9011
〒107-0062 東京都港区南青山5-17-2-603号