株式会社ネットプレナー(本社:東京都中央区、代表:石井鉄生、以下:ネットプレナー)は2008年7月20日、株式会社この指とまれ(本社:東京都中央区、代表:高須賀秀朗、以下:この指とまれ)と業務提携し、この指とまれが有する実名登録同窓会SNS「この指とまれ!」内に、団塊世代をターゲットとしたQ&Aに答えるだけで自動的に自分史が構築できるシステム「自分史スタイル」を提供する。
「自分史スタイル」は、2009年4月の開設を予定している。同サイトは、招待・足あと・友人構築といった基本的なSNS機能に加え、「自分史」を作成することを目的としている点が大きな特徴であり、ネットプレナーはこの「自分史スタイル」内の技術に関して2007年に既に特許を出願している(特許2007-287384号)。
「自分史スタイル」は「ユーザーの年齢に応じて質問を抽出する機能」や、様々な質問に対する回答を自然な文章へと自動でまとめてくれる「自動自然言語解析機能」などを備えており、ユーザーが質問に答えていくだけで簡単に内容の濃い自分史を書けるようになっている。さらには、自分のみならず、企業史・ペット史・地域史・人物史・日本史など、歴史をキーワードとした様々な使い方を想定しているほか、文字だけではなく写真や動画、そして家計図なども掲載することができる。
同サービスではユーザーが自分史を書く際に参考にできる歴史年表を編集画面上に表示される。画面左側ではその年に流行した音楽や書籍、そしてスポーツ等を閲覧でき、さらに画面右側にはその年の主なできごとが表示される。ネットプレナーによれば、ユーザーが「楽しく昔を思い出しながら自分史が書ける」ことを狙いとしての機能である。
このように様々な機能を備え、使い方もユーザーの好みに応じて幅があるので、よりオリジナリティのある自分史を作成してコミュニケーションの手段として利用することができる。公開範囲も親族・友人・知人・内部・外部と段階ごとに設定できるので、安心して自分の「生きた証」を発表することが可能だ。
また、作成した自分史や画像等をデジタルコンテンツとして書籍化し、なおかつ販売できる機能が備わっており、ユーザーにとっては新たな収入源としての見方もできる。販売は「自分史スタイル」内のみならず外部への販売も認められているため、開けた市場が期待できる。このほか、アフィリエイト機能を利用して収入を得ることができるなど、収入源としての魅力も大きい。
この提携によってこの指とまれは、同窓会SNSの他に団塊世代に特化したサービスを提供することができる。ネットプレナー側は、369万人を超える実名登録同窓会SNS「この指とまれ!」を有するこの指とまれと提携することで、新たに大規模な顧客を獲得することを目指している。
ネットプレナー代表石井氏は、「SNSと言えば若者世代が中心と思われるかもしれませんが、これからは違ってくるでしょう。『自分史スタイル』は団塊世代を対象としたSNSです。もちろん、若い世代の人でも参加できます。『自分史スタイル』は幅広い世代が参加できるSNS、そして世代間の交流もできるSNSを目指しています。そのため、この指とまれさんとの業務提携が実現でき、大変嬉しく思っています。ユーザーの方に満足してもらえるSNSへと成長していくために、この指とまれさんとお互いのメリットを活かしていきたいです」と話す。
独自の機能をもった「自分史スタイル」はターゲットの団塊世代はもちろんのこと、そのジュニア世代にまで歓迎されそうだ。ネットプレナーは「より多くの人に楽しんでもらえるように、サービスを展開していきたい。」と今後サービスを拡大する構えも示している。
【会社概要】
■会社名 株式会社この指とまれ
■代表者 代表取締役 高須賀 秀朗
■設立 2007年8月
■資本金 2,000万円
■所在地 〒103-0015東京都中央区日本橋箱崎町1-1 サンワールドビル7F
■URL
株式会社この指とまれ
http://company.konoyubitomare.jp/
実名登録同窓会SNS「この指とまれ!」
【会社概要】
■会社名 株式会社ネットプレナー
■代表者 代表取締役 石井 鉄生
■設立 2004年10月
■資本金 1,000万円
■所在地 〒103-0015東京都中央区日本橋箱崎町1-1 サンワールドビル5F
■URL
株式会社ネットプレナー
http://netpreneur.co.jp/
自分史スタイル