2008年07月15日 13:00

2012年の世界市場におけるポンプの需要は470億ドルに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、米国調査会社The Freedonia Groupの発行する最新の英文調査報告書「World Pumps (Forecasts for 2012 & 2017 in 35 countries)」の販売を開始いたしました。

世界市場における流体処理ポンプの需要は、今後年率4.4%で拡大し、2012年には470億ドルに達する見通しです。世界のポンプ需要は、総体的に見て底堅い景気に後押しされる形で伸びていくと見られ、とりわけ中国やインドなどの成長著しい新興国で着実な伸びが期待できます。新興国では、エネルギー消費の拡大とインフラストラクチャの開発プロジェクトが続いており、ポンプの主な用途もこれらの分野が中心になると思われます。各種産業分野の戦略的分析を専門に行っている米国の調査会社The Freedonia Groupがこのほど発行した調査報告書「World Pumps」には、世界のポンプ市場におけるさまざまなトレンドが紹介されています。

北米、西欧、アジア/太平洋地域の先進国では、ポンプ製品の成熟市場を形成しています。このうち米国では、景気の回復への展望と一次エネルギー消費の拡大が、日本と西欧では、公益事業向け市場の拡大が、流体処理ポンプの需要を下支えすると見られています。

製品分野別の市場シェアでは、引き続き遠心ポンプが容積移送式ポンプや特殊ポンプを上回ると思われます。遠心ポンプは、圧力や負荷処理能力(固形分の多い液体を処理する能力など)の面で多彩な製品が揃っているうえ、メンテナンス費用も比較的安いためです。一方、容積移送式ポンプのなかでは、ダイヤフラムポンプが急速に伸びる見通しです。ダイヤフラムポンプは、設置費用が安く、構造が単純なうえ、さまざまな用途に対応できるという特徴を備えており、公益企業や加工業界による投資も増えています。また、揚水や汚水処理などの用途で導入が拡大しつつあるタービンポンプも急成長が見込まれます。

【 英文市場調査報告書 】

World Pumps (Forecasts for 2012 & 2017 in 35 countries)

世界のポンプ市場(35ヶ国の予測:2012年および2017年)

http://www.infoshop-japan.com/study/fd68526-pumps.html

出版社The Freedonia Group

出版日2008/06


【 本件に関するお問合せ先 】

株式会社グローバル インフォメーション

〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3

アーシスビル 7階

担当: 営業3課

E-mail:sl3@gii.co.jp

電話: 044-952-0102

FAX: 044-952-0109

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 科学、技術研究、環境

会社概要

株式会社グローバルインフォメーション
商号
株式会社グローバルインフォメーション(グローバルインフォメーション)
代表者
樋口 荘祐(ヒグチ ソウスケ)
所在地
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
TEL
044-952-0102
業種
その他
上場先
東証スタンダード
従業員数
500名未満
会社HP
https://www.gii.co.jp/
IR情報
https://corporate.gii.co.jp/ir/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.