高齢化が進みリスクファクターが増えたことで、心不全の発症数増加に多大な影響を及ぼしています。既存の薬理学的治療法は急性かつ早期の心不全患者にとっては生存率を上げるものではあるものの、皮肉にも病気が進行して心不全になる患者が増えています。進行性心不全に対する新たな薬剤療法はなく、現在の薬理学的戦略では衰えゆく心臓を救えるものではありません。これらに代わる治療法が求められています。心臓移植を待つ患者が多い一方で心臓提供者が不足している中、心臓移植を待ちながら亡くなっていく多くの患者がいます。しかし市場調査会社Datamonitorが発行した新たな報告書「Stakeholder Opinions: Heart Failure; When drugs do not work」によると、心臓再同期療法や機械的循環補助装置、その他の代替技術が有望視されており、この分野において引き続き急速な技術開発がなされることによって、10年もすれば心臓移植にたよらない治療が開発されるかもしれません。
同報告書では、進行性心不全における現在および将来の治療機会を詳細に分析し、既存技術のみならず、心臓再同期治療や機械的循環補助装置などの新興技術の概要についても網羅しています。
【 英文市場調査報告書 】
Stakeholder Opinions: Heart Failure - When drugs do not work
心不全:薬剤が作用しない場合
http://www.infoshop-japan.com/study/dc69065-heart-failure.html
出版社Datamonitor
出版日2008/04
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