≪ミニ・ポピュラスとは≫
『ミニ・ポピュラス(minipopulus)』とは、言論NPOのコンテンツと、ニフティ株式会社が運営するビジネスSNSを連動させた、新しい議論形成型SNSです。インターネットを使った議論の場は数多く存在しますが、匿名性による無責任な発言が数多く見られ、建設的な議論がなされていません。『ミニ・ポピュラス』は、米政治学者のR.ダールの構想で、"市民が主体となる討議の場"を意味します。傍観者的な批判のための発言ではなく、政治を自らの問題として当事者意識を持ち、
一人の市民として今の時代にしっかりと向き合い、建設的で当事者意識を持った質の高い議論の舞台をつくっていきます。
≪ミニ・ポピュラスでの議論形成概要≫
第1回目は「誰がこの国の政治を変えるのか」というテーマで議論を行います。
発言者:イェスパー・コール氏(前メリルリンチ日本証券株式会社・チーフエコノミスト)
明石康氏(NPO法人日本紛争予防センター会長、元国連事務次長)
齊藤誠氏(一橋大学大学院経済学研究科教授)
言論NPOのWebページ上で、テーマに沿って各分野3人の有識者が発言します。参加者は、その発言を基に誰の意見に近いかを投票し、niftyのビジネスSNSで議論形成に参加します。言論NPOの代表・工藤が自らモデレーターとして議論形成に携わり、議論の内容によっては最終的な議論の結果を、政策案や政策評価として提案しようと考えています。
≪なぜこのテーマで議論を始めるのか≫
今の日本の政治は、日本の未来や日本の課題解決に向けた政策競争よりも、選挙目当てのポピュリズム的な状況が目につくような事態に陥っています。
海外からも、日本の政治の失敗が、日本の将来を見えなくてしている、という論評まで多く見られるようになりました。
こうした状況を私たちは真剣に受け止め、健全な政策論議を復活させるための取り組みを行うべきだと考えます。
■言論NPOについて http://www.genron-npo.net/
言論NPOは「健全な市民社会」には「健全な議論」が必要との思いから、非営利で新しいメディアや議論の舞台をつくろうと7年前に立ち上げた非営利組織です。
現在、有権者主体の政治と緊張ある政策論議のためのマニフェスト評価、議論の舞台をアジアに広げるための「東京‐北京フォーラム」の開催、
当事者としての対案を専門家による各種会議の議論を基にして作成し、政府などに提言する等の活動を行っています。
【認定特定非営利活動法人言論NPO概要】
所在地:〒102-0027 東京都中央区日本橋1-20-7
設立 :2001年11月
代表者:工藤泰志
【お問合せ先】
特定非営利活動法人言論NPO(担当:宮浦)
TEL:03-3548-0511 FAX:03-3548-0512