≪100日評価とは≫
「福田政権の100日評価」は、言論NPOが実施しているマニフェスト評価の一環として今年3月公開したものです。前回実施した、安倍政権の100日評価に引き続く第2弾で、100日たてばどんな政権も評価の対象になるという、強いメッセージがここにはあります。特に今回は、参議院で多数を持つ民主党の評価についても言及しています。言論NPOのこの試みに、メディア関係者、官僚を始め260人の方に協力していただきました。
また、今回はアンケート結果をもとに、加藤紘一氏（衆議院議員）、添谷芳秀氏（慶応義塾大学法学部教授）、若宮啓文氏（朝日新聞社コラムニスト）の3氏による座談会の模様も掲載されております。
≪アンケート結果から浮かび上がった福田政権の100日≫
アンケート結果から浮かび上がった福田政権の100日に対する評価は、福田政権がどのような国家をめざし、どういう手段で政策を実現するのかわからない。また、首相のリーダーシップが発揮されていないという、福田政権にとっては不満足な100日であったことを示しています。
一方で、参議院選挙で大勝した民主党のマニフェストに対しても、批判的な評価が多数を占めるなど、回答者は政治全体に対して厳しい目を向けている結果となりました。
本ブックレットには、有権者の関心がある様々な設問が掲載されています。政治を判断する際の一つの材料になればと思います。ご一読いただき、ご意見やご感想をお寄せください。
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言論NPOは「健全な市民社会」には「健全な議論」が必要との思いから、非営利で新しいメディアや議論の舞台を作ろうと7年前に立ち上げた非営利組織です。現在、有権者主体の政治と緊張ある政策論議のためのマニフェスト評価、議論の舞台をアジアに広げるための「東京‐北京フォーラム」の開催、当事者としての対案を専門家による各種会議の議論を基にして作成し、政府などに提言する等の活動を行っています。
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設立：2001年11月
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