新しいPC/モニターインターフェイス技術であるDisplayPortを搭載した製品が今年から市場に出回っています。これはDVI技術に追随するもので、2011年までに市場からDVIは姿を消すことになるでしょう。とIn-Stat は報告しています。同社によると、2008年におけるDisplayPort搭載製品はわずかですが、2012年の出荷台数は6億台を上回るまでに成長すると予測しています。DisplayPortはPCと液晶モニター接続における初のユニバーサル・デジタルインターフェイスになるでしょう。
In-StatのアナリストであるBrian O'Rourke氏は、「PCおよび液晶モニターのベンダーは、過去数年このようなインターフェイスを求めていました。VGAが両市場において一般的でしたが、従来型のアナログ技術であり、解像度がより高くなっている今日のコンピューター環境には対応できません。またDVIはVGAよりも高い解像度に対応できますが、従来の帯域幅制限があるラスタ/スキャン技術を使用しており、多くのPCで採用されることがありませんでした。」と述べています。
同報告書では、以下の点が明らかになっています。
・ DisplayPort対応デバイスは、2008年から2012年にかけて成長年率243%での高成長が予測される。・ DisplayPortのデータ伝送速度10.8Gbpsで、micro-packetアーキテクチャを採用しており、将来におけるデータ転送速度の向上を約束するスケーラブル設計となっている。
【 英文市場調査報告書 】
DisplayPort 2008: The DVI Killer Arrives
DisplayPort(ディスプレイポート) - 2008年:DVIキラーの到来
http://www.infoshop-japan.com/study/cg66639-displayport.html
出版社In-Stat
出版日2008/05
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