企業の従業員が自分のパーソナルデバイスを会社のアプリケーションに統合する動きが広がる中、AppleのiPhoneがコンシューマライゼーションに対する議論を再燃させています。コンシューマライゼーションとは、新技術がまず消費者向けの市場に投入され、その後企業向け市場にも広がるという現象を指しています。しかし、ITマネジャーの多くは、こうしたデバイスの管理責任を引き受けることに消極的です。これは、市場調査会社Datamonitorがこのほど発行した調査報告書「Enterprise Mobility: Trend Analysis to 2012」のなかで指摘しているものです。同報告書によると、現在世界各国の企業がモバイルデバイスに支出している金額は60億ドルですが、2012年には170億ドルに増大するといいます。モバイル環境で仕事をする従業員の数を増やそうと考える企業は今後さらに増えるため、ITマネジャーも、モバイルデバイスに関するポリシーの導入に着手する必要性を強く意識するようになると思われます。
【 英文市場調査報告書 】
Enterprise Mobility: Trend Analysis to 2012 (Strategic Focus)
エンタープライズモビリティ市場:~2012年(戦略分析)
http://www.gii.co.jp/japanese/dc64539-entpr-mobility.html
出版社Datamonitor
出版日2008/03
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