NanoMarketsは、有機材料または有機/無機のハイブリッド色素増感太陽電池法(DSC)を用いた太陽電池の市場可能性について分析した新たな報告書「Organic Photovoltaic Markets」を発行しました。同報告書によると、有機太陽電池(PV)市場は2015年までに収益で10億米ドル近くになると予測されています。また、2008年は、はじめて有機PV製品が商品化され、近年この分野で行なわれてきたベンチャーキャピタルや戦略的投資によって、有機PV分野における進歩が可能になる年であるとしています。
有機PVは、主力のソーラーパネルや太陽光発電建築(BIPV)などに用いられる低コストソリューションとして今注目されています。米国では連邦政府によるSolar America Initiativeの支援を得ています。一方、低エネルギーや二酸化炭素排出量削減に向け、特に法規制によってゼロエネルギー建築が求められている欧州諸国においてBIPVシステムの需要が高まっています。NanoMarketsの予測によると、BIPVは2015年までに有機PV分野の収益のうち4億7,000万米ドルを占めると見込まれています。
【 英文市場調査報告書 】
Organic Photovoltaic Markets
世界の有機太陽電池市場
http://www.infoshop-japan.com/study/nan63141-organic-photovo.html
出版社NanoMarkets
出版日2008/05
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