IT技術を活用した環境ビジネスと、日本全国の安心・安全に配慮したレストラン/ショップ/商品を紹介するオーガニック・環境情報サイト【きのまま】( http://www.kinomama.jp/ )を運営するカーボンオフセットプロバイダーのラウル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:江田健二、 http://www.ra-ul.com/ )は、WEBサイトを運営することで発生するCO2(サーバの消費電力より発生する二酸化炭素)の相殺、削減に貢献できる環境負荷低減サービス「 Green Site License (グリーンサイトライセンス)」"略称、GSL"を法人向けに提供を開始いたします。
グリーンサイトライセンスは、WEBサイトを運営することで発生するCO2を1トン分(1サイトが1年間に排出する二酸化炭素相当分)相殺、削減に貢献できる仕組です。
■事業着手の背景
昨今、企業のIT化や個人のIT化が進み、社会全体の環境変化が進むなか消費電力量は急増しています。経済産業省主催による研究会の調べによると,2006年におけるIT機器の国内総消費電力量は日本全体の消費電力量の5%にあたる約500億kWh。このまま行けばIT機器の消費電力は、2025年には5倍以上の2400億kWhに達すると推測されています。これは日本全体の消費電力量の15~20%にも達するといわれています。ラウルでは、このような背景をふまえ、企業の規模にかかわらず、すべての法人を対象に低コストで導入が可能な環境負荷低減サービス「Green Site License(グリーンサイトライセンス)」を開発しました。
◇カーボンオフセットプロバイダーのラウルが取得する排出権は、京都メカニズムで規定される仕組み:クリーン開発メカニズム(CDM)に基づいて発行される排出権(CER)となり、オフセット相当分の排出権を日本国の国別登録簿の償却口座に無償で移転することで、日本国の京都議定書第一約束期間における「温室効果ガス排出量6%削減」という『目標』達成に貢献します。ライセンスの提供は、サーバーの種別(新規、既存、提供元)を問わず行うことが出来ます。
■GSLの概要
GSLを導入したWEBサイトでは、サイトに掲載されるGSLロゴマークをクリックすることで、国連認証済みの証明となるシリアルNo.と法人名が表示されます。ラウルではWEBサイト(GSLロゴマーク)をとおし、視覚的に環境負荷低減に貢献していることを確認できる点をメリットと考え、サイト上で確認できる認証機能の仕組みを取り入れました。
1サイトあたりの導入費用は5,250円/年間(税込)。この価格帯で法人向けに提供できるサービスとしては国内初。現在、企業向けに提供されているサービスの価格帯は10万円以上のものが主流ですが、今回提供を開始しますGSLは、排出権取得、ライセンス使用権、日本国の償却口座への移転作業等の一式を、1サイトあたり5,250円/年間(税込)で提供いたします。本サービスの提供を通じて、企業の規模にかかわらず、さまざまな国内企業が、事業活動で排出するCO2を相殺する「カーボンオフセット」と呼ばれる手法を導入しやすくなったのが特徴で、企業の環境負荷低減の実現とともに、日本国の京都議定書第一約束期間における「温室効果ガス排出量6%削減」という『目標』達成に貢献いたします。
サービス開始に伴い、「グリーンサイトライセンス スタート キャンペーン」を6月23日から8月31日まで実施します。期間内に、専用ページ( http://www.gsl-co2.com/ )から申請すると、初年度費用が無料になります。
◇GSL(グリーンサイトライセンス)のWebサイトはこちら http://www.gsl-co2.com/
<ビジネスモデル特許出願中 特願2008-128923>
■会社概要
ラウル株式会社 http://www.ra-ul.com/
住所:〒160-0005 東京都新宿区愛住町11-1 グラン四谷ビル1F
資本金:3,000 万円
代表取締役:江田健二
事業内容 1)カーボンオフセットコンサルティング事業(カーボンオフセットプロバイダー事業)
2)環境ビジネスコンサルティング事業
3)WEBコンサルティング事業
[この件に関するお問い合わせ先]
ラウル株式会社 環境ソリューション事業部 GSL担当
TEL:03-6411-0858 e-mail:press@gsl-co2.com