フードアナリストとは、食・食文化を体系的に学び、単に味覚だけでなく、レストランの内装・インテリアや料理の歴史・レストランの法律まで、総合的に段階的に学び、レストランや料理飲食店を格付けする知識と素養を持った有資格者のこと。
レストランを1つ星から5つ星まで格付け評価をすることができる知識と教養を持つ資格者としてフードアナリスト資格者はすでに3000名を越えています。最近では「食・食文化」に関する幅広い知識を持つということから「食の総合資格」「食の解説者」としての評価も定着しはじめています。
JA(農協)が営農指導員をはじめとしてJA(農協)職員の質の向上(クオリティアップ)を推進している流れの中、JA仙台では職員の研修の一つに「フードアナリスト資格」を取り入れ職員への資格取得を推進することを決定。
職員がフードアナリストの資格を取得することによって、食の「生産者」という目線のほかに「消費者」としての目線も持つことができ、消費者の考え方や川下のニーズを把握することによる新しい提案や発想を想起させることを目標としています。日本有数の農業地帯である仙台の農協職員がフードアナリスト資格を取得することにより新たな付加価値の高い「ブランド」「食材」「食品」の提案をすることが可能になります。
すでに第一弾として、4月27日(日)には営農部門を中心に25名が「フードアナリスト4級養成講座」を受講して全員が合格、フードアナリスト4級資格を取得しています。
JA仙台が実施した「フードアナリスト4級養成講座」は、朝9時から夕方7時ごろまで集中的に学習をして最後に修了試験を受けてフードアナリスト4級を認定するものです。忙しくてまとまった時間が取れないJA仙台の職員のニーズに合致したこともあり、研修実施となりました。
講師は日本フードアナリスト協会に派遣依頼。東京からフードアナリスト認定講師2名が仙台に来て「フードアナリスト4級養成講座」をJA仙台のために開催しました。
将来的には「フードアナリスト」資格を持った職員や仙台市内に現在100名以上いるフードアナリストと共同して新たな「仙台ブランド」を企画・提案・マーケティングをする原動力となることが期待されます。
JA仙台では6月以降に、JA内で希望者を募り「フードアナリスト4級養成講座」を引き続き研修を実施すると同時に、さらに上級の資格である「フードアナリスト3級」の養成講座の研修実施も予定しています。
日本フードアナリスト協会では、全国の優良なレストランや食を発掘して紹介するという方々を育成・認定し、「日本の食文化」の本当の意味での質の向上、また、フードビジネスに携わる方(外食産業に携わる方)の地位の向上を目指して「フードアナリスト」の育成・認定に力を入れております。
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