Informa Telecoms & Mediaは、このほど発行した調査報告書「Future Mobile Operator Business Models: Broadband, Partnerships, Wholesale and Mobile 2.0」のなかで、成熟市場のモバイル事業者が利益を確保するには今後5年以内にかなり斬新なビジネスモデルを導入する必要があると指摘しています。
一方、新興市場のモバイル事業者に関しては、基本的な接続サービスに対する需要が堅調なため、当面収益の力強い伸びが続くと見られています。しかし、これらの事業者でさえも、成長の鈍化は不可避であり、いずれ新たなビジネスの手法を導入する必要に迫られると思われます。
Informa Telecoms & Mediaの最高リサーチ責任者で同報告書の執筆者でもあるMark Newman氏によりますと、過去10年間、モバイル事業者は、音声サービスの収益低下が避けられないと考え、それを埋め合わせるために、音声以外の新たなサービスに対応する戦略やプラットフォーム、サービス内容の開発にまい進してきたといいます。しかし、この取り組みは困難を極めており、ショートメッセージングサービス(SMS)以外のデータサービスの収益は、これまでのところ期待を裏切る状況が続いています。
【 英文市場調査報告書 】
Future Mobile Operator Business Models: Broadband, partnerships and Mobile 2.0 - Worldwide Market Analysis, Strategic Outlook & Forecasts to 2012
将来のモバイルオペレーターのビジネスモデル:ブロードバンド・提携・Mobile 2.0
http://www.gii.co.jp/japanese/itm59052-mobile-operator.html
出版社Informa Telecoms & Media
出版日2008/04
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