進行癌は一旦広がると、または骨に転移するとほぼ治療が不可能になります。骨転移した患者には、抗癌治療に加えて、骨格合併症のための補助治療が必要となります。しかし、現在骨転移の治療に用いられているビスフォスフォネートは、骨の痛みや骨折といった合併症のリスクを低減するものの、患者の大半において生存率に効果はありません。市場調査会社Datamonitorによる新たな報告書によると、ビスフォスフォネートは早期癌患者の骨転移を効果的に防止することができ、これによって進行による合併症の管理を劇的に改善することができるとしています。
主な4つの癌のうち3つが共通して骨に転移する
2008年、7大市場において225,174人が乳癌や肺癌、前立腺癌、甲状腺癌、そして、腎臓癌の主流(85%)である腎細胞癌などによる骨転移と診断されると予測されています。
【 英文市場調査報告書 】
Stakeholder Opinions: Bone Metastases - Impending patent expiries may help make or break newer agents
骨転移市場の動向
http://www.infoshop-japan.com/study/dc64552-bone-metastases.html
出版社Datamonitor
出版日2008/03
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