ハイテク市場の調査を専門する米国の調査会社In-Statは、この度、ワイヤレス次世代ネットワーク(NGN)の現状とキャリアの好調な業績との直接的な相関関係を指摘する報告書を発行しました。同報告書では、これらキャリアは、現状に満足しているため、リスクを冒すことに消極的であり、NGNへの投資も絞り込む傾向が強いと指摘しています。一方、これまでNGNへの移行を早期に実現しようとしてきたオペレーターの多くは、市場の条件が自分たちにとって不利であるがゆえに移行を推進するという戦略を選んだようです。
In-Statのアナリスト、Keith Nissen氏は、「2007年に発表されたIPマルチメディアサブシステム(IMS)機器の供給契約はわずかでした。契約の大半は、新規導入契約、あるいはVoIPやIP Contrexをサポートすることだけを目的としたソリューションでした」と語っています。
【 英文市場調査報告書 】
NGN Drivers and Inhibitors in the Global Market
世界市場におけるNGNの発展因子と発展阻害因子
http://www.gii.co.jp/japanese/cg64348-ngn-driver.html
出版社In-Stat
出版日2008/03
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