治験段階における薬剤の9割以上が、効能不足であったり、動物試験中に副作用を検知できなかったりしたため、上市に失敗しています。ライフサイエンス市場の調査を専門とする米国の調査会社Kalorama Informationの最新報告書Stem Cells: Worldwide Markets for Transplantation, Cord Blood Banking and Drug Developmentによると、幹細胞技術を用いることで、前臨床段階でこうした偽陽性を回避でき、製薬会社は何100万ドルもの費用を削減することができます。
創薬や薬剤の上市には、10億米ドルを超える費用と14年以上もの歳月を必要とします。薬剤が人体において毒性がないかどうかを判定するための適切なモデルが現存しないために、早期の毒性試験が求められています。VioxxやBextraなどのように、安全性が確認されていない製品が認可され、その後莫大な費用をかけて市場から撤退したケースもあります。
幹細胞を用いた新薬開発技術は早期開発段階におけるもので、早くてもその登場は2012年となる見込みですが、その効果は期待されています。
当報告書では、様々な疾患における幹細胞技術の利用動向について詳細に分析し、幹細胞市場の概要と主な参入企業のプロファイルなどを交えた構成でお届けいたします。
【 英文市場調査報告書 】
Stem Cells: Worldwide Markets for Transplantation, Cord Blood Banking and Drug Development
幹細胞:世界の移植、臍帯血バンキング、薬剤開発市場
http://www.infoshop-japan.com/study/pf63278-stem-cells.html
出版社Kalorama Information
出版日2008/03
【 本件に関するお問合せ先 】
株式会社グローバル インフォメーション
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3
アーシスビル 7階
担当: 営業2課
E-mail:sl2@gii.co.jp
電話: 044-952-0102
FAX: 044-952-0109