デバイスの投入とタイムリーなネットワークの構築により5年後の「ラストマイル」WiMAXブロードバンド加入者は4,700万人に
英国ハンプシャー発、2008年4月1日:「ローカルループ」ブロードバンド接続を実現するための標準規格であるWiMAX 802.16eの世界市場における可能性を分析したJuniper Researchの調査報告書によると、WiMAXの普及は、2009年から2011年にかけて本格化し、2013年には世界全体の加入者が4,700万人を超えるとのことです。
同報告書は、世界各地域の市場を分析し、DSLに代わる技術としてWiMAXには大きな可能性があるとの見解を示しています。また、発展途上国だけではなく、先進国においても、ブロードバンドサービスの整備が進んでいない多くの地域で素早くインフラストラクチャを整備するのに最適な技術であるという点についても解明しています。
同報告書の執筆者であるHoward Wilcox氏は、「我々は、今後ほとんど毎日のように発表されるWiMAX 802.16eの試験運用やネットワーク契約の大半は、固定ブロードバンドサービスを起点にしたものになるとの結論に達しました。WiMAXは、ネットワークが敷設されていない地域でブロードバンドサービスを実現するだけではなく、大都市DSLサービスエリアの周辺地域でも転送レートの向上に寄与することができます。モバイルでWiMAXが利用されるようになるのは、固定サービスやポータブルサービスに対する初期の需要が一巡した後になると思われますが、WiMAX 802.16eは、柔軟性の高いプラットフォームであり、これらいずれの用途にも対応することができます。」と語っています。
【 英文市場調査報告書 】
The Last Mile Opportunities for WiMAX 2008-2013
ラストマイル市場におけるWiMAXのビジネスチャンス(2008-2013年)
http://www.gii.co.jp/japanese/jp64363-wimax-2008.html
出版社Juniper Research
出版日2008/04
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