■2008年3月5日 モバイルマーケティング・携帯ユーザー自主調査:
モバイルSNSブランド調査
~コンテンツではモバゲー、コミュニケーションではMixiモバイル、
フィルタリング導入でモバゲー影響大の可能性~
携帯マーケティング調査・コンサルティングを展開する株式会社MobileMarketing.JP( http://mobilemarketing.jp/ )(東京都港区、代表取締役:江尻尚平、以下モバイルマーケティング・ジェーピー)では、「モバイルSNSブランドおよびアクティブ利用状況」に関する自主調査をモバイルマーケティングリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施しました。
携帯電話向けソーシャルネットワーキングサービス(モバイルSNS)は、若年層での浸透率が高く、新しいメディアの一つとして、注目されています。しかし、参入企業も増えており、競争が激しくなっているサービスでもあります。また、フィルタリングの導入の影響も今後大きいと考えられます。そこで、モバイルSNSのブランドポジションや、モバイルSNSは実際にどれだけアクティブに利用されているのかについて、12歳~52歳のケータイユーザー352名の回答を集計しました。
モバイルマーケティング・ジェーピーは、これら調査結果を、コミュニティサイトを運営されている企業,、または参入を検討している企業の戦略策定・サイト展開の支援・コンサルティングに役立てて参ります。また、携帯電話利用やモバイルサービス利用についての調査など、今後の携帯電話のマーケティング利用に役立つ情報を自主調査で提供してまいります。
<モバイルマーケティング・携帯ユーザー調査結果まとめ>
1.モバイルSNSブランド比較では、モバゲータウンはコンテンツの魅力、Mixiモバイルはコミュニケーションの魅力の評価が高い
2.10代ではモバゲータウンブランドがコンテンツ魅力、コミュニケーション魅力両面で高い評価。ただし、フィルタリング導入により、コミュニケーション魅力に影響大の可能性
3.アクティブ利用シェアは、モバゲータウン43%、Mixiモバイル36%、GREE 26%
4.モバゲータウンは、未認知率を下げ、トライアルさせ、ロイヤルカスタマーを増やすことに成功
5.Mixiモバイルは、トライアル率が低いため、アクティブ利用が低い
6.約3割の携帯ユーザーが複数のモバイルSNSをアクティブ利用
◆モバイルSNSブランド比較では、「モバゲータウン」はコンテンツの魅力、「Mixiモバイル」はコミュニケーションの魅力の評価が高い。10代ではモバゲータウンブランドがコンテンツ魅力、コミュニケーション魅力両面で高い評価。ただし、フィルタリング導入により、コミュニケーション魅力に影響大の可能性
トップ3モバイルSNSのブランドを評価してもらったところ、「モバゲータウン」は「コンテンツが楽しい」軸で高く評価されており、「Mixiモバイル」では「コミュニケーションが楽しい」軸で高く評価されていた。コンテンツ軸でモバゲータウン、コミュニケーション軸でMixiモバイルがそれぞれトップブランドポジションを確保している(図1)。そのため、新しい軸を作り出さない限り、これらトップ2ブランドに追いつくことは難しいことが予測される。特に10代においては、「モバゲータウン」を「コンテンツが楽しい」軸と「コミュニケーションが楽しい」軸の両軸で高く評価されている(図2)。ただし、フィルタリング導入によって、10代のアクティブ会員が減った場合には、ブランドの「コミュニケーションが楽しい軸」に大きな影響がある可能性が高いことが予想される。
◆モバゲータウンアクティブ利用率は43%
モバイルSNSの利用の度合いについて頻度を聞いたところ、「モバゲータウン」をアクティブ利用しているユーザーは42.6%、「Mixiモバイル」をアクティブ利用しているのは36.1%、「GREE」をアクティブ利用しているのは、25.9%となっている。アクティブ利用は「いつも利用する」と「たまに利用する」を含み、「数回利用した」「知っているが利用したことはない」「利用したことはない」はアクティブ利用に含まれていない。「プチゲーフレンズ」は10.2%、「StyleWalker」は8.5%、「エキモバ」は6.8%、「Yahoo Days」は5.4%、「Gocco」は2.8%、「Any」は0.6%であった(図3)。
◆モバゲータウンは、未認知率を下げ、トライアルさせ、ロイヤルカスタマーを増やすことに成功
モバゲータウンの利用状況においては、モバゲータウンの未認知率は4.3%と非常に低く、CMなどの広告による認知率アップの影響が大きいと思われる(図4)。また、取り込んだユーザーをうまく優良顧客に誘導することができていると考えられる。
◆Mixiモバイルは、トライアル率が低いため、アクティブ利用が少ない
Mixiモバイルの利用状況においては、認知されているものの、トライアル率が低く、トライアルユーザーと複数利用ユーザーが少ない(図5)。しかし、優良顧客は23.9%となっており、使うユーザーと試したことのないユーザーの二極化の傾向がある。
◆約3割の携帯ユーザーが複数のモバイルSNSをアクティブ利用
複数のアクティブ利用SNSの重なりを確認したところ、約3割が複数のモバイルSNSをアクティブ利用している(図6)。
□ 調査概要(クローズド調査)
○ 調査対象 ・・・ ケータイユーザー
○ 調査地域 ・・・ 全国
○ 調査期間 ・・・ 2007年12月
○ 回答サンプル数 ・・・ 352サンプル
年代:10代18%、20代44%、30代27%、40代9%、50代2%
性別:女性64%、男性36%
□ 調査結果レポート
本調査のレポートを3万円(税別)にて販売いたします。ご希望の方は、下記までお申し込み、またはお問い合わせください。また、本調査の結果を再集計し、御社のニーズにあったレポートもご提供しております(別途見積りにて)。
レポート内容:
・モバイルSNSブランド調査(モバゲータウン、Mixiモバイル、Gree)
・モバイルSNSアクティブ利用度調査(モバゲータウン、Mixiモバイル、Gree、プチゲーフレンズ、StyleWalker、エキモバ、Yahoo Days、Gocco、Any)
・モバイルSNS利用目的調査
□ モバイルサイト、モバイルコミュニティサイト支援
モバイルマーケティング・ジェーピーでは、マーケティング・リサーチを駆使し、モバイルサイト(公式/一般サイト)や、モバイルコミュニティ(SNSなど)を運営している企業様を、調査およびコンサルティングによって、支援しております。お気軽に下記までお問い合わせください。
本件についてのお問い合わせ:
■株式会社MobileMarketing.JP
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■株式会社MobileMarketing.JPについて
【社名】 株式会社MobileMarketing.JP
【所在地】 東京本社:〒108-0073 東京都港区三田4-1-30 慶通ビル4F
【代表者】 代表取締役 江尻 尚平
【設立年月】 2006年8月
【事業内容】 モバイルリサーチ事業
モバイルコンサルティング事業
マーケティングコンサルティング事業
【URL】 http://mobilemarketing.jp/