当サービスは、企業コンテンツだけでなく、個人の一般ユーザ層の解析ニーズにまで裾野を広げることで、セカンドライフのCGM式な発展をサポートすることを目的として開発されました。そのため、プランや決済方法は法人・個人に合わせた多彩なプランを適正価格で提供していく予定です。各プランの具体的な内容については、2月上旬に予定している正式サービスリリース時に発表致します。
当サービスでは、申込から解析センサーの設置、そして解析情報の閲覧までユーザビリティと様々な層からのニーズを考慮し、仮想空間内の解析情報をWEB上で簡単に確認できるよう、ASPサービスとして提供します。主な解析情報としては、(1)総アクセス数(PV)(2)ユニーク訪問数(UV)(3)新規訪問数(4)リピータ率(5)平均滞在時間etc、現在のセカンドライフでは決して見ることができない部分の空間解析機能を実装していきます。また、全体統計情報の中で自分の空間がどのランクにあるかという他者と比較した相対的な解析情報の確認も初回サービスに予定されています。
今後はユーザ数が増えるに従い随時機能を改善・追加してゆくアップデートスタイルをとり、機能を向上しながら「わかりやすさ」と「精度」を追求していきます。また、当社がセカンドライフ内で配布している、現在セカンドライフ内で約8,700人が使用するリアルタイムチャット翻訳HUD「EXP」と連携をとり、ユーザが解析情報を仮想空間内でリアルタイムに確認していけるようになります。そして、当社の翻訳サーバを使用し、当解析サービスの海外展開を図ります。
このサービスは、セカンドライフをはじめとする3次元仮想空間内に散らばる世界中の膨大な生の情報を整理し、その解析結果をユーザーに提供していくことによって、個人・法人ともに様々なシーンでのより効率的なコミュニケーションやビジネス・マーケティングをサポートすることで、メタバース全体の発展に寄与していくことを目的とします。そのため、今回弊社では当サービスをインテリジェンスインフラストラクチャー事業として位置づけ、今後世界中でユーザ数が増えるとともに生まれてくる膨大な3次元情報整理ニーズに耐えうる専用データベースサーバを構築し、レスポンスを改善しながら、セキュリティ向上に努めていくことで、バーチャルワールドの発展をインフラ部分から支援することに集中経営していきます。
※1 ASPサービス・・・個々のPCにインストールすることなく、インターネットを通じてWEB上でアプリケーションソフトを提供するサービス。
※HUD・・・仮想空間内でユーザの画面に常時表示される情報端末インターフェイスのこと。ヘッドアップディスプレイ(Head-Up Display)の略。
※【デモサイトについて】
デモサイトは人気SIM「KABUKI」全体を対象とした解析結果であり、1月11日からのスタートしている解析情報です。
また、デモサイトの機能・レスポンスは正式サービスと比べ限定的なものとなります。
*「EXP株式会社」( http://exp-secondlife.jp )
ユーザからスタートした3D仮想空間専門のディベロッパー企業。設立は2007年7月。現在は、主にセカンドライフにおけるコンテンツプロバイダ・ソリューションプロバイダ事業を行いながら、企業の仮想空間の参入支援も行う。開発実績としては、エンターテイメントSIM「KABUKI」や「ENTAMA」、テレビ朝日SIMなどの多数の企業SIMを手掛け、国内にとどまらず海外大手マスコミのロイターなどからも高く評価される。ユーザ向けソリューションとしては、チャットをリアルタイムに日英翻訳するユーザツールなどをセカンドライフ内に展開している。
*「Second Life®」( http://jp.secondlife.com/ )
米国Linden Research社が運営するWEB2.0型3D仮想空間で、2008年1月末時点で、100カ国以上かつ1,200万人以上の登録ユーザ数を持つ。みずほコーポレート銀行産業調査部発行の「Mizuho Industry Focus」によると、この仮想世界のグローバルなユーザ数は2008年末までには2億5千万人に増加し、同空間で流通する仮想通貨「リンデンドル」の年間取引額は1兆2,500億円に達するであろうと公式発表している。
<本件に関するお問い合わせ先>
・EXP株式会社 広報・IR担当 Tel: 03-3541-7410 info@exp-secondlife.jp