英国Comodo社とパートナー契約を結んでいる株式会社Joe'sウェブホスティング(JWH)は、SSL証明書専用サイトInstantSSL.co.jpで、2008年12月25日からComodo社EV SSLを年額52,500円で提供を開始しました。EV SSLは、審査基準が厳格な証明書で、MicroSoft Vistaでは鍵マークではなく、アドレスバーが緑で表示されるものです。
従来、Comodo代理店経由でも7万円代の価格で提供されていました。また、他社のEV SSL証明書でも、10万円以上の価格で販売されています。このたび、EV SSLの普及が一部の金融機関だけにとどまっている現状を踏まえ、国内で最も低い価格(50,000円、税込みで52,500円)でEV SSL証明書を提供することとなりました。
Comodoの他代理店経由と比較して、価格が低いというだけではなく、
1.ロゴ(無償)が日本語表示される
2.電話でのサポートを受付けている
3.情報セキュリティの専門家(博士号取得者などの研究者、開発者)
が問い合わせに応じる
などの利点があります。
この外、同社は、コードサイニング証明書を
1年間 15,750円
2年間 28,350円
3年間 38,850円
で提供を開始しました。この価格も、国内Comodo代理店の中で最低価格になっています。
【SSL証明書】
SSL(Secure Socket Layer)は、Netscape 社によって提案された、web サーバとブラウザの間のセキュアな通信を保証するために考案されたプロトコル(通信規約)を意味する。 盗聴となりすましを防ぐために、公開鍵暗号の技術を用いて、暗号化と実在証明を行う。クレジットカードの番号やパスワードを入力する際には暗号化が必要となる。また、 サイトの運営者が不明な場合、実在証明によって通信先を確認できる。http://で始まるURLは、SSLではないプロトコルで通信が行われる。しかし、https://で始まるURL(ブラウザによっては鍵マークが表示される)では、SSLの通信がなされる。
【EV SSL証明書】
米CA/Browser Forumによって標準化された次世代のSSLサーバ証明書で、従来のSSL証明書と比較して、証明書発行時の認証プロセスとブラウザでの表示方法の2つについて大きな違いがあります。まず、認証プロセスに関しては、これまで各社様々だった審査基準を統一し、ドメイン名の所有権の確認だけでなく、申請責任者の権限や、法人として登記されていることが必要条件となりました。また、Internet Explorer 7 等のEV SSL対応ブラウザでEV SSLの導入されたサイトにアクセスすると、これまでの錠マークに加えて、アドレスバーが緑色に変色するという大変わかりやすい表示方法が採用されたSSLとなっており、EV SSLは、今後インターネットをより安心・安全な環境にする取り組みの一つとして期待されています。
【英国Comodo社】
ベリサインについで世界第2位のSSL発行シェアを誇る、情報セキュリティソフトウェアベンダー。英国マンチェスタに本社、米国ニュージャージー州に支社をもつ。株式会社Joe'sウェブホスティングが、2002年に日本で最初のComodo社代理店になっている。
【株式会社Joe'sウェブホスティング 会社概要】
社 名:株式会社Joe'sウェブホスティング
責任者:代表取締役 鈴木 禎子
資本金:1,000万円
住 所:大阪本社 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋3-1-11 日宝淀屋橋ビル5F
(2008年2月1日より、大阪駅前第4ビル9Fに移転)
東京オフィス 〒107-0062 東京都港区南青山2-11-13 南青山ビル4F
設 立: 2002年12月
契約ユーザ数17,000社、専用サーバー600台、専用SSL証明書4,000件発行
【EV SSL証明書に関するお問い合わせ】
株式会社Joe'sウェブホスティング
担 当: SSL証明書チーム 川瀧
T E L : (06)6220-1010
E-mail: support@joeswebhosting.net