2007年11月22日 18:00

W-CDMA市場、今後5年間でCAGR22%の成長

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先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、英国調査会社のIMS Research社の最新市場調査報告書である 「The Worldwide Market for Cellular Handset Shipments & Features – 8th Edition」 の発売を開始しました。

W-CDMA端末の市場は今後5年間で大幅な成長を見せると予測されており、2006年から2012年の期間には10億台を超える端末が出荷されると予測されています。


この調査報告書によれば、WCDMA端末の市場はWiMAXなどの代替3G技術との競合にもかかわらず、今後5年間でCAGR22%の成長を記録すると伝えられています。


「この成長はGSMおよびCDMAの双方の市場により牽引されています。オペレーターは今後もW-CDMAをみずからのネットワークの強力なアップグレードパスとして、また将来のHSPA技術へのバネとしてとらえていくことでしょう。また、端末の製造業者らは必然的に、この需要拡大に合うよう幅広いタイプの端末を準備して対応していくことになるでしょう」と同書の著者であるBill Morelli氏は述べています。


W-CDMA技術の重要な差別化要因は、複数の規格にわたる広範な訴求力です。W-CDMA技術はGSMおよびCDMAの双方のオペレーター、製造業者、インフラプロバイダーからのサポートを得るユニークな位置付けにあります。GSM/GPRS/EDGEネットワークへのアップグレードパスでは、HSPAとそれ以上への足掛かりとしてWCDMAを利用します。しかし一方で、WCDMAは依然として基礎に多くのCDMA技術を利用しているため、2G CDMAネットワークのオペレーターは 3GソリューションとしてWCDMAに移行することが可能です。この二分性はWCDMA技術の強みを際立たせ、力強い成長の見通しを強化するものとなっています。


W-CDMAの力強い成長が見込まれる地域は、南北アメリカ、中東・アフリカ地域です。報告書に詳細に記載されているとおり、これらの地域における成長を牽引するであろう重要因子は数多く存在します。W-CDMA市場全体では、2006年から2012年の期間でCAGR20%以上の成長が予測されています。このこと自体が驚異的ではありますが、W-CDMAの実装により、HSDPAおよびHSUPAのアップグレードも増加するという点もまた非常に重要です。


[英文調査報告書]

The Worldwide Market for Cellular Handset Shipments & Features - 8th Edition

携帯端末の世界市場

http://www.gii.co.jp/japanese/iz57296-cellular-handset.html


出版社: IMS Research

出版日: 2007/10


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