In-Stat社によると、世界におけるスマートフォンOSベース携帯電話の今後5年間の年複利成長率は、30%以上で、一桁成長にとどまるその他の携帯電話市場を上回ります。また、世界におけるスマートフォンの売上げは、ラップトップPCのそれを上回ります。
スマートフォン利用者は、その端末に大いなる価値があると感じている、とIn-Stat社は述べています。ワイヤレスキャリアのARPUから見ると、結果として、スマートフォン利用者はより多くのアプリケーションをダウンロードし、利用頻度も高くなります。「利用者がその価値を見出すにつれ、企業は徐々にスマートフォンとデータアプリケーションをビジネス目的に利用しはじめている。複雑化した払戻し制度よりも、スマートフォンの利用料金を経費として扱う方が目的に適い、経済的だと気づきつつある企業が増えている」とIn-Stat社アナリストのBill Hughes氏は述べています。
In-Statの最近の調査では、以下の内容が明らかになっています。
・出張が多いスマートフォン利用者のARPUは、一般的な携帯電話の利用者の2倍
・スマートフォンの多くは、ラップトップPCの代替として利用されており、これは、製造業者がスマートフォンを開発する際の手助けとなる
In-Stat社が発行した最新の調査報告書「Smartphones 2007: The ARPU Generation Machine」では、スマートフォンの世界市場について調査を行っており、2011年までのタイプ別の売上予測を提供しています。また、スマートフォンのOS、製造業者およびそのエコシステムについても分析を加えています。世界市場の分析については、市場発展因子および発展阻害因子を含んでいます。また、米国のスマートフォン利用者の特性や性質ついても分析を行っています。
本調査は、携帯電話の世界市場に関する包括的な分析を提供するIn-Stat社の年間情報サービス、「Worldwide Mobile Devices」の一部です。現在および過去における世界の携帯端末売上を報告することに加え、主な業界動向、予測動向および売上規模を明らかにします。これらの調査結果は、コンポーネントの動向、主要な電話分類、機器に影響を及ぼすインフラの発展、および広範囲にわたるエンドユーザープライマリーリサーチを分析することによって得られます。
【 英文市場調査報告書 】
Smartphones 2007: The ARPU Generation Machine
スマートフォンの世界市場:2007年
http://www.gii.co.jp/japanese/cg57728-smartphones2007.html
出版社 : In-Stat
出版日 : 2007/11■ 本件に関するお問合せ先
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