この度、EXP株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:野村友成)は、セカンドライフ内のチャットをリアルタイムで日英相互翻訳する多機能型HUD「EXP」をリリースします。「国際性」はセカンドライフの最も重要な本質のひとつであり、海外ユーザーとのコミュニケーションを促進させるために必要不可欠なツールとして、無償で全ユーザーに提供をしてゆきます。翻訳以外の機能としては、アヴァターレーダー・AOの機能を織り込んでおり、次回アップデート時には、ユーザーの要望で最も声が大きいものを追加実装していく予定ですが、ユーザーのストレスにならないよう必要最低限の機能だけを追加していく予定です。また、今回の翻訳システムは、専用サーバによる専用翻訳サービスで行うため、日本では初の正式なリアルタイムチャット翻訳ツールとなります。今後、翻訳の精度を上げていくことも可能であり、ユーザーから誤翻訳を集い徐々に精度を高めていく予定です。(使用方法と最新情報はhttp://entama-town.jp/EXP.phpで告知していきます)
EXP株式会社では、ユーザー視点に立った自社開発を今後も続けていく予定であり、今回のHUD「EXP」はその第一弾になります。
※「HUD」・・・ヘッドアップディスプレイ(Head-Up Display)の略。画面に常時表示されるインターフェイスのこと。
※「AO」・・・ANIMATION OVERRIDEの略。デフォルトで入っている立ちポーズや、歩行モーションをスクリプトによって変更すること。
*代表より挨拶
「私自身、ユーザーとしてキャリアをスタートしてから今のEXPがあります。これからも企業の仕事を手掛けていく中でも、常にユーザーの視点は忘れないで行きたい。そこにセカンドライフの本質があり、企業側のソリューションもあると思っています。この世界の主役は、間違いなくユーザーであり、そのユーザーたちのニーズを満たすものを今後も常に作り続けていきたいと思っています。今回のHUDはその第一弾です。」
*「EXP株式会社」( http://exp-secondlife.jp )
セカンドライフをはじめとするサイバースペースの参入支援会社。昨年、日本語版開幕前に製作したユーザー参加型エンターテイメントSIM「KABUKI」が国内海外メディアから多く評価される。その後は、企業SIMまで製作を広げ、多数の企業SIMの製作を手がけ、実績を残す。直近製作実績はENTAMA-SIM(共同運営メディアデポ社)。初心者用の施設として、刑務所を舞台にした「脱獄チュートリアル」を製作。社名の由来は「experience」。
*「Second Life®」( http://jp.secondlife.com/ )
米国Linden Research社が運営するWEB2.0型3D仮想空間で、2007年10月末時点で、100カ国以上から950万人以上の登録ユーザー数を持つ。みずほコーポレート銀行産業調査部発行の「Mizuho Industry Focus」によると、この仮想世界のグローバルなユーザー数は2008年末までには2億5千万人に増加し、同空間で流通する仮想通貨「リンデンドル」の年間取引額は1兆2500億円に達するであろうと公式発表している。
*「エンたま!タウン」( http://entama-town.jp )
「エンたま!タウン®」は、初心者用のオリエンテーション施設や、イベントや企業プロモーションが可能なスペース・施設を用意した「ポータル」SIM群です。このポータルSIM「ENTAMA」を中心として、エンターテイメントに特化した企業が出店できるスペース、日本人コンセプト居住区を順次開発・拡大していきます。将来的には30SIMの一大エンターテイメントタウンを目指しています。
<本件に関するお問い合わせ先>
・EXP株式会社 広報・IR担当 Tel: 03-3541-7410 info@exp-secondlife.jp