高速ブロードバンド接続、ホームネットワーキングおよび3G市場の成長に促され、アジア/太平洋地域では、2008年および2009年に、PCベースのホームネットワークに接続されるホームオートメーション機器市場の急成長が見込まれると、In-Statが報告しました。アジア/太平洋地域におけるホームオートメーション市場は、2011年には5億ドルを超える規模まで急拡大する、と同社は述べています。
「アジア/太平洋地域におけるホームオートメーション市場は発展の状況は均一ではありません」とIn-StatのアナリストであるAlice Zhang氏は語ります。「同地域においては、今後も日本および韓国が先導的な立場を維持し続ける見通しで、オーストラリアおよびニュージーランドが高い潜在性を示しています。」
In-Statの調査により以下が明らかになりました:
・In-Statが実施したResidential Technology Survey(家庭技術調査)によると、同地域において、ホームオートメーションシステムおよびサービスの普及率が最も高いのは韓国でした。
・In-Statの調査に回答した日本人の中で、ホームオートメーションシステムを導入していたのは2.2%のみでした。
・ホームオートメーションサービスは、URPU増を目指すブロードバンドサービスプロバイダーだけではなく、3Gサービスにホームオートメーションを結び付けようとしているモバイルオペレーターにとっても関心の対象となっています。
In-Statの最新調査、「Home Automation Trends in Asia」は、アジア/太平洋地域におけるホームオートメーション市場を取り扱っています。同調査は、主要国における2011年までのホームオートメーション加入者数および契約収入の予測を提供しています。また、発展しつつある各国のホームネットワーキング市場について、市場発展促進および阻害要因の分析など、国別の分析を行っています。
本調査はIn-Statの年間情報サービスResidential Connectivity(家庭接続性)の一部です。同サービスは、世界のホームネットワーキング市場とネットワークに接続されたデジタルホームに関して機器、サービス、チップ、アプリケーションおよび消費者からの視点に基づいた包括的な分析を提供します。ネットワークに接続されたデジタルホームは、家庭内インフラからネットワーク化されたメディア機器への接続を持っています。有線およびワイヤレスホームネットワークハードウェア、マルチメディアおよびエンターテイメントネットワーキング、消費者ネットワークストレージ、ネットワークサポートサービス、ホームオートメーション、ホームネットワークチップ、ルーター、家庭ゲートウェイなどの分野に興味を持つ人々を導く内容になっています。
[英文調査報告書]
Home Automation Trends in Asia
アジアにおけるホームオートメーション市場の動向
http://www.gii.co.jp/japanese/cg56588-home-automa.html
出版社: In-Stat
出版日: 2007/09
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