2007年10月10日 15:00

モバイルギャンブル市場、今後3年間で120億米ドル近い市場規模へ

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先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、英国調査会社のJuniper Research社の最新市場調査報告書である 「Mobile Gambling Casinos, Lotteries & Betting 2007-2012 (Fourth Edition)」 の発売を開始しました。

この市場調査報告書には、世界のモバイルギャンブル市場について記載されています。


Juniper Research社による新たな報告書によれば、さまざまなモバイル決済技術の普及や主要市場におけるリモートギャンブリング関連規制の緩和により、携帯電話によるギャンブルの市場規模は2010年までに年間120億米ドルの規模に近づくと予測されています。


予測期間末2012年までにモバイル宝くじの世界のユーザー数は3億8,000万人を超え、もっとも人気のサービスになると予測されています。


同書の著者であるWindsor Holden博士は、「モバイル宝くじはすでに極東地域でかなりの普及率を記録しています。中期的に見ると欧州の国営宝くじのモバイル環境への対応もますます拡大していくと予測されています」と述べています。


さらに同書では、9月1日に施行された英国のGambling Actなどによる市場の自由化や、他の欧州諸国の既存法律の修正法案などにより、市場の成長が加速されるだろうとも記述しています。また長期的に見た場合、米国市場にも市場機会が認められるだろうとも示しています。


Holden氏は、「米国で規制法の撤廃、あるいは最低限でも改定が行われるだろうとの報告があります。もしこれが実現すれば、位置情報技術の後押しもあり、米国の各州内で、モバイル宝くじ、賭博サービス、カジノサービスが2010年までに利用可能となるでしょう」と述べています。


その他の調査結果には以下の内容が含まれます。



・世界のモバイルギャンブルサービスの総利益は、2007年の1億600万米ドルから2012年には32億米ドルへと成長

・2012年のモバイルギャンブルサービスの最大市場は、現在の英国を抜き、米国となる見通し

・新興市場における普及率は、Spin3のOn-Cashなどのキャッシュベースの決済システムの導入により拡大する見通し




[英文調査報告書]

Mobile Gambling Casinos, Lotteries & Betting 2007-2012 (Fourth Edition)

世界のモバイルギャンブル市場:カジノ、宝くじおよびスポーツギャンブル(2007-2012年)

出版社: Juniper Research

出版日: 2007/09

http://www.gii.co.jp/japanese/jp56435-gamble-casino.html



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