この報告書には世界のモバイルエンタテインメント及びモバイル通信市場について記載されています。
主に北米ユーザーを対象とした消費者調査の結果、回答者のおよそ35%は未だにモバイルプロバイダーが提供するサービスの中で音声サービスのみを利用していることが判明したと、In-Statが報告しました。すなわち、そうした消費者になんらかのモバイルデータおよびモバイルエンターテイメントサービスの利用を促すことによって、モバイルサービス業界全体に巨大な収益機会がもたらされることになる、と同社は述べています。
「しかしながら、インターネットの無制限アクセスパッケージが、現在モバイルプロバイダーによって提供されている拡張サービスに混乱をもたらす可能性があり、その先行きには潜在的な暗雲が垂れ込めています。一般的にそうした拡張サービスはある特定のサービスプロバイダーが意図的に提供しようとしているものと極めて密接に関連しています。」と、In-StatのアナリストであるGerry Kaufhold氏は語っています。
In-Statの最新調査の結果、以下の事実が明らかになりました:
・携帯端末の種類が多すぎてユーザーの混乱を招き、サービス市場の断片化を招く。
・45歳までの人々が、将来の拡張サービスの成長を支える意外な推進役になる。
In-Statの最新調査、「US Consumer Attitudes About Mobile Communications and Entertainment」は、米国におけるモバイルエンターテイメントおよびモバイル通信市場を取り扱っています。また、各種サービスに対する一般の認知度およびサービスに対する姿勢などを含め、2007年にIn-Statが実施したモバイルエンターテイメントおよびデータサービスに関する消費者意識調査の詳細な分析も網羅されています。
本調査はIn-Statの年間情報サービスConsumer Media & Content(CMC:消費者メディアおよびコンテンツ)の一部です。同サービスは、変化するデジタルコンテンツモデル、およびこれらのモデルが機器、規格、技術、サービスおよび消費者利用モデルにどのような影響を及ぼすかという分析に重点を置いています。また、CMCサービスは、デジタルコンテンツ(オーディオ、イメージング、動画および音声)の入手、配信および利用、そしてそれがどのように消費者のデジタルエンターテイメントライフスタイルに組み込まれるかについても取り扱っています。さらには、出現しつつあるデジタルホーム市場における機器メーカーおよびサービスプロバイダーの機会についても説明がなされています。
【 英文市場調査報告書 】
US Consumer Attitudes About Mobile Communications and Entertainment
モバイル通信およびモバイルエンターテイメントに関する米国消費者の姿勢
出版社 : In-Stat社
出版日: 2007/09http://www.gii.co.jp/japanese/cg56249-cs-attitudes.html
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