この市場調査報告書には、北米におけるホームオートメーションおよびセキュリティー市場について記載されている。
北米におけるホームオートメーションおよびホームセキュリティーシステムへの有料遠隔アクセスサービス市場は地味だが、大幅に成長する可能性を持っている、とIn-Statが報告した。北米では、オートメーションあるいはホームセキュリティーシステムを制御もしくは監視するために遠隔アクセス料金を支払う世帯数が、2007年から2011年にかけて年平均25%で増加することが見込まれる、とIn-Statは述べている。
「これまでのところ、オートメーションシステムをホームネットワークに接続しているのは、ハイテクに精通した初期導入世帯であり、彼らは新たな製品の第一世代を体験している」と、In-StatのアナリストであるJoyce Putscher氏は語る。「初期導入者は製品の機能に多くを求める傾向がある一方で、第一世代製品には往々にして手直しすべき不具合があるものだ。」
In-Statの最新調査により以下が明らかとなった:
・PCネットワークに接続されたホームオートメーションシステムの利用数は、4年間で3倍近くになる。
・賃貸世帯は住宅所有者に比べて平均収入が低いにも関わらず、住宅所有者よりもホームオートメーションおよびセキュリティーへの遠隔アクセスに対する支払意欲は高い。
・米国世帯の18.6%は、なんらかのセキュリティーシステムサービスに加入している。
In-Statの最新調査「Tying Home Automation & Security to Home Networks in NA: Renters Willing to Pay More for Remote Access」は、北米のホームオートメーションおよびセキュリティー市場を取り扱っている。
同調査では、北米における次の指標について5年間の予測を提供している:ホームオートメーションシステムの世帯普及率、オートメーションシステムに遠隔アクセス可能な世帯数、一世帯当りのホームオートメーションシステム保有数、PCホームネットワークに接続されたホームオートメーションシステム数、オートメーションシステムに遠隔アクセスしている世帯数、有料遠隔アクセスユーザー数、遠隔アクセスの平均月次料金、および遠隔アクセスサービスの年間収益。また、同書には、In-Statが米国の消費者を対象に、ホームオートメーションおよびセキュリティーに焦点を当てて実施した意識調査の結果が含まれている。
本調査は、In-Statの年間情報サービスResidential Connectivity(家庭接続性)の一部です。同サービスは世界のホームネットワーキング市場、および家庭内インフラからネットワークメディア機器への接続、デジタルホーム市場についての包括的な分析を、機器、サービス、チップ、アプリケーションおよび消費者の視点から提供する。同サービスは、有線および無線のホームネットワーキングハードウェア、マルチメディアおよびエンターテイメントネットワーキング、消費者ネットワークストレージ、ネットワークサポートサービス、ホームオートメーション、ホームネットワークチップ、ルーター、家庭用ゲートウェイなどの分野に関心を持っているすべての人々にとっての指針となる。
[英文調査報告書]
Tying Home Automation & Security to Home Networks in NA: Renters Willing to Pay More for Remote Access
ホームオートメーションとセキュリティーをホームネットワークへ(北米):遠隔アクセスへの投資に意欲的な賃貸世帯
http://www.gii.co.jp/japanese/cg56041-home-security.html
出版社: In-Stat
出版日: 2007/09■ 本件に関するお問合せ先
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