先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、米国調査会社のIn-Stat社の最新市場調査報告書である 「SDP-Enabled Converged Voice Services: The IMS Killer App」 の発売を開始しました。この市場調査報告書には、世界のSDP市場について記載されています。
SDP(Service Delivery Platforms)により、サービスプロバイダーはネットワークの統合を待たずして完全な消費者向けFMCサービスを導入することができます。In-Stat社によれば、SDPは固定回線の収益の下落をくい止め、IMSベースのマルチメディアアプリケーションの導入の基礎を構築するだろうまったく新しい世代の消費者向け付加価値サービスを実現可能にします。ハイテク分野の市場調査を行う同社は、統合音声サービス(CVS)はすべての人が求めているIMSのキラーアプリケーションだと述べています。
消費者は利便性、シンプルさ、価値を求めます。CVSにより、消費者はどのタイプの音声サービス(モバイルのみ・固定のみ・固定/モバイル統合)が自分たちのライフスタイルにもっとも合うかを判断することができます。
In-Stat社の最近の調査の結果は以下のとおりです。
・2011年までに米国の既存オペレーターは固定音声収益を年間130億米ドルずつワイヤレス部門に奪われる見通し
・次世代の消費者向け統合音声サービスをサポートするために必要なすべての技術(SDP、ミドルウェア、アプリケーションを含む)が現在利用可能である
報告書「SDP-Enabled Converged Voice Services: The IMS Killer App」では、現在の通信市場におけるSDP(Service Delivery Platforms)の役割を検証し、オペレーターの導入戦略をまとめています。消費者向け統合音声サービスの市場機会は、消費者のマスマーケットに訴えるサービスがあってこそIPベースのマルチメディアアプリケーションに対する需要は構築できる、という結論を支持するかたちで示されています。主要SDPベンダーのプロファイルも掲載されています。
個人向け市場は次世代IMSネットワークへの移行を牽引している市場ですが、オペレーターは将来に対し確信が持てずにいます。個人顧客はどのような製品やサービスを購入するのでしょうか。マルチメディアアプリケーションに高い需要はあるのでしょうか。ワイヤライン/ワイヤレスサービスの統合は実際に進むのでしょうか。個人向けデバイスはサービス導入を牽引するのでしょうか。あるいはサービス導入がデバイス市場を牽引するのでしょうか。調査サービス「IMS/FMC Consumer Strategies(個人向けIMS/FMC市場戦略)」では、消費者調査によるデータやデバイス予測、専門家による意見を組み合わせ、このような疑問にお答えします。本調査サービスは包括的かつ独創的で、洞察力に優れており、現在利用できるどんな市場調査報告書とも異なっています。
[英文調査報告書]
SDP-Enabled Converged Voice Services: The IMS Killer App
SDPによる統合型音声サービス:IMSのキラーアプリケーション
http://www.gii.co.jp/japanese/cg55147-voice-svc.html
出版社: In-Stat
出版日: 2007/08
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