「ナウキャスト地震情報防災システムQCAST®シリーズ」とは、気象庁の"緊急地震速報"を受信し、強い揺れが来る前に
推定震度や推定到達時間を表示し、警報や制御信号を各システムにスピーディに伝達するシステムです。
BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の為の地震対策ツールとして利用できます。
地震の揺れが来る前に対応する為、地震による被害を、軽減(減災)できると期待されています。
システムの活用例:
地震の揺れが来る前に
・施設、機器の制御(エレベータの制御、工場における危険物流出防止、バルブ遮断、稼働機械の停止、電子錠の自動解錠など)
・安全確保(病院での患者の安全確保、工事・積荷現場での安全確保、館内放送によるオフィスでの安全確保、研究所における
危険物取扱時の安全確保)
など。
■システム内容
http://www.kabto.com/solution/solution_meisei.htm
【QCAST®シリーズ受信装置】
地震波(P波・S波)を画面に表示。設定震度以上の地震を計算すると放送設備や警報ユニット等へ警報を伝達します。
機能・特徴:
●自局位置入力により推定震度と余裕時間を算出・表示
●任意の複数箇所の推定震度を表示可能
●地図上に震源・P波とS波の伝達状況をグラフィカルに表示
●受信装置からLANで接続された警報ユニットへ(最大16局)再配信可能
●外部への接点信号と音声信号は任意の震度で出力するよう設定することが出来ます
●任意の地震情報(震源の位置情報、マグニチュード等)を入力し、推定震度や余裕時間をシミュレート
●自局の計測震度計の情報を取り入れる事も可能
【QCAST®シリーズ警報ユニット】
時局位置での推定震度と推定到達時間を表示し、ブザーや音声による警報と制御信号を自動的に発することが可能です。
機能・特徴:
●自局位置での推定震度と推定到達時間を算出・表示
●設定以上の震度を算出すると自動的にブザー・音声の再生を実行
●接点信号を出力し、警報ユニットに接続した外部機器を起動又は停止する事が可能
●専用ハードウェアとして設計されているため、長期間の連続運用に適している
今後、カブトではQCAST®シリーズを直接企業へ販売すると共に、販売代理店も募集し販売網の構築を図ってまいります。
<会社概要>
名称:株式会社カブト(http://www.kabto.com/)
本社:東京都品川区南品川5-3-10ミヤデラビル7F
設立:2000年7月
資本金:1,300万円
代表取締役:行木 隆
本件に関するお問い合わせ先
株式会社カブト
広報担当
TEL:03-5783-1506 / FAX:03-5783-1509
E-mail:kabto@kabto.com