先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、英国調査会社のVisiongain社の最新市場調査報告書である 「M-Payments 2007-2012:Commerce and banking in the mobile world (モバイルペイメントの市場予測:2007-2012年)」 の発売を開始しました。この市場調査報告書には、世界のモバイルペイメント市場について記載されています。
携帯電話は多くの先進国ではほぼ100%の普及率を持ち、多くの人が携帯端末を日常的に持ち歩いています。携帯電話による近接通信を利用したモバイルペイメントが今後5年間のバンキングに与える影響は計り知れません。
モバイルペイメント及びモバイルバンキングは近接通信に依存しています。通信事業者は近距離無線機能を端末に盛り込み、モバイルペイメント市場に参入しなければなりません。
モバイルペイメントは今後5年間でバンキング及び小売の世界に大きなインパクトを与えます。携帯端末はオンラインでの購入に欠かせないツールとなります。オンライン購入には小売の現場や、モバイル同士の売買によるポイントが用いられることになります。
しかしながら携帯端末が最も利用されるのはバンキング用途となるでしょう。口座として、また金融情報の管理に、そして安全なアクセス方法として携帯端末が使われます。
GSM Association によると、世界の加入者40%にサービスを提供する無線通信事業者がコンタクトレスモバイルペイメントに取り組んでいるということです。20億の無線端末が2012年に出荷され、そのうち22.5%が近距離無線に対応するだろうと予測されています。すなわち、2012年には4億5000万台の近距離無線対応の端末が出荷されるということになります。
モバイルペイメント技術は新たな収益源を生み出す可能性があります。事実、より多くのユーザーが携帯電話をバンキングのツールとして利用し始めています。また、モバイルペイメントも広がりを見せており、オンラインショッピングと似たような成長のパターンを見せると思われます。
小売業者、ベンダー、金融事業者にとって見ると、モバイルペイメントはまさに宝の山と言えるでしょう。
Visiongainの発行するレポート「M-Payments 2007-2012」では、モバイルペイメントについて分析し、最も革新的な、また最も収益を上げるモバイルペイメントの方法は何か、モバイル産業の発展にモバイルペイメント及びモバイルバンキングが果たす役割、最適な提携先はどこか、マスマーケットで成功を収める秘訣、最も成功を収める技術、などについて記述しています。
Visiongain社について
英国に本社を置くVisiongainは特にモバイル関係を中心とする通信、医薬関連のレポートの二種類を柱としています。
[英文調査報告書]
M-Payments 2007-2012: Commerce and banking in the mobile world
モバイルペイメントの市場予測:2007-2012年
出版社: Visiongain
出版日: 2007/07
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