プレスリリースのテンプレート(雛形)を、配信するテーマごとにご用意しました。
テンプレートはダウンロード(Word)することができ、テーマごとに解説と例文が付いています。ダウンロードしたテンプレートはカスタマイズすることも可能です。
目的別プレスリリース テンプレート集
【解説と例文付】
日々、メディアは何百通ものプレスリリースをメールで受け取っており、読むか読まないかを判断するのに数秒もかからないと言われています。
では、膨大な数のプレスリリースの中でメディアの目に留まり記事として掲載されるためには、どのような書き方が好ましいのでしょうか。もちろん、プレスリリースの書き方には絶対的な「正解」は存在しませんが、まずは最低限の基本を押さえる必要があります。
ドリームニュースでは、メディアを含めた全ての方がプレスリリース内容を理解できるよう、基本を押さえたプレスリリースのテンプレート(雛形)を、目的別にまとめました。
テンプレート集では、配信するテーマごとに異なるニュースバリュー(情報価値)についても丁寧に解説しています。Wordデータとしてダウンロードも可能なので、プレスリリースを初めて書く方だけでなく、急いで作成する必要がある時にも大変便利です。
プレスリリースを通じて、情報を広く伝え、関心を集めるための便利なツールとして、ぜひご活用ください。
目的別プレスリリーステンプレート(雛形)一覧
プレスリリースの内容が一目でわかるようキャッチーで簡潔なタイトルをつけましょう。(30~50文字以内を推奨)また、時流に乗ったキーワードを入れることで目に留まりやすくなります。
タイトル作成5つの極意
https://www.dreamnews.jp/kiwame/pressrelease-magazine/10613/
プレスリリース全体の情報量はA4用紙1枚程度が適切と言われています。「5W2H」を意識し、結論を先に書き始める「結起承転」の構成にしましょう。
プレスリリースの書き方
https://www.dreamnews.jp/kiwame/howto-pressrelease/
本文作成のポイント VOL.1& VOL.2
https://www.dreamnews.jp/kiwame/pressrelease-magazine/10866/
■商品・サービスの開発背景や他社製品との差別化にについてなど・・・
新商品・新サービスについての説明に加えてこれらを記載することでニュース性が向上します。(ただし簡潔に)記者が「ニュース記事としてぜひ取り上げたい!」と感じるようアピールしましょう。
■今後の展望・豊富・・・
企業としての今後の取り組みや予定、豊富や、特定の商品の販売目標数などを可能範囲で記載していただくと、企業認知の向上やメディアへのアピールにもつながります。(会社概要の直前あたりに記載)
■企業ロゴ画像・・・
タイトルの下に企業ロゴやブランドロゴの画像を追加すると、企業・ブランドの認知向上にもつながります。
■商品画像・・・
プレスリリース内に画像を入れることで、メディアの目を引くと同時に、文字のみでは伝わらない商品のイメージを直感的に伝えることが可能です。ただし、写真には著作権や肖像権といった権利が発生しますので、利用には注意が必要です。
■添付資料・・・
プレスリリースの適切な長さはA4用紙1枚程度なので、補足情報がある場合は、プレスリリース内に資料等を閲覧できるURLを記載し誘導するなど、受け取る相手方に立った配信をしましょう。
何をしている会社かが分かるように、会社名の前に修飾語を挿入し、会社の所在地と代表者名を記載します。
開始日や発売日などの日付は、いつの情報なのかという点を示す点で非常に重要な情報になるので必ず記載しましょう。(記者は情報の新規性を日付で判断!)
会社概要をしっかり記載し情報の発信元を明示することで、プレスリリースの信用性の向上につながります。
記者がすぐ連絡を取れるように企業名、部署、担当者名、電話番号、FAX番号、Emailアドレス等のお問い合わせ先の記載は必須です。連絡手段は多い方が親切です。
具体的データで信憑性アップ!「すごい」や「すばらしい」といったあいまいな表現は避け「●%増加」や「●%向上」というように具体的データを数値に落とし込むことで、プレスリリースの信憑性が飛躍的にアップします。
企業としての具体的な今後の展望や予定、抱負などを記載することで、企業認知の向上やメディアへのアピールにもつながります。ただしこの場合、「今後もスタッフ一同頑張ります」といった抽象的な挨拶文のみはやめましょう。
キャンペーン開催告知のプレスリリースでは「キャンペーン概要」として、キャンペーン名、キャンペーン開催日(期間の場合は開始日と終了日)、キャンペーン内容、申込方法などの基本情報は必ず記載しましょう。
活動の期間が決まっているものは「開始日」と「終了日」の両方を記載しましょう。
メインの内容だけではなく、前提となるサービスそのものの説明も入れることで、サービスや運営企業を初めて知る記者へのさらなる理解を促します。
調査結果報告のプレスリリースでは「調査概要」として調査テーマ、調査対象、調査人数、調査方法、調査日(期間の場合は開始日と終了日)などの基本情報は必ず記載しましょう。
プロモーション目的をしっかり記載しましょう。
具体的なCM内容や広告内容を文章でしっかり表現しましょう。
貴社が出展者の場合は、別途、主催者は明確に記載しましょう。
イベントやセミナーの開催報告のプレスリリースでは、実際の当日の様子や成果について具体的(参加人数や年齢など具体的数値があると◎)に記載しましょう。
参考として、過去に開催した同内容のイベントの様子や成果について具体的な描写があるとイメージがしやすくニュース性もアップします。
イベント・セミナーの開催告知やイベント出展告知のプレスリリースでは「イベント(セミナー/出展)概要」としてイベント名、開催(期間の場合は開始日と終了日)、開催時間、開催場所、料金、申込方法などの基本情報は必ず記載しましょう。
ただ単にダウンロード数が100万を突破しただけでなく、どういった理由でダウンロード数が伸びたのかなど、具体的な自社の見解を記載した方がプレスリリースとして適切です。
<導入事例のプレスリリースとは>
・「事例」とは個々に異なる具体的な実例を意味するため、貴社商品・サービスの案内やクライアント企業の紹介文のみのプレスリリースは「導入事例」として適切ではありません。
<導入事例プレスリリースに必要な情報1>
・導入前にクライント企業が抱えていた課題(あるいは目標)
・導入時にクライアント企業が評価したポイントや導入の決め手となった部分
について記載しましょう。
<導入事例プレスリリースに必要な情報2>
・導入後にクライアント企業が具体的に感じた効果やメリット
について記載しましょう。
メディア掲載実績に結びついた経緯・背景・注目ポイントや可能な範囲での報道内容について具体的に記載しましょう。
合併の目的・メリットをしっかり記載しましょう。
新会社の会社概要を記載しましょう。
合併前の各会社概要を記載しましょう。
新会社設立の目的や特色、具体的な事業内容をしっかりと記載しましょう。
業務提携の目的や提携後に可能になるサービスの詳細についてしっかり記載しましょう。
業務提携する相手企業についての説明文があると記者にとって親切です。
対象期間に自社が取り組んできた事業や方針などをしっかり記載しましょう。
社名変更の目的をしっかり記載しましょう。
移転のきっかけや目的をしっかり記載しましょう。
移転先の環境や内装などの目的をしっかり記載しましょう。
移転先の新オフィスの住所や稼働日を記載しましょう。
サイトリニューアルの目的をしっかり記載しましょう。
サイトリニューアルの目的を達成するために行った具体的な変更点を明示しましょう。
特許番号を記載しましょう。
特許取得日を記載しましょう。
具体的な特許内容をしっかり記載しましょう。
導入に至った経緯が重要です。しっかり記載しましょう。
人事異動の詳細を記載しましょう。
CSR活動を実施する目的・背景を記載しましょう。
リニューアルの内容(従来品との違いやリニューアル目的など)を、分かりやすく説明しましょう。
リニューアルに至った理由や背景の情報があると非常に説得力が増します。そこから垣間見える人々の生活や価値観の変化に関する情報が記者の興味をそそることも。
記者が記事を書くうえで前提情報として知っておかなければならない「商品(ブランド)そのものに関する説明文」の記載は重要です。
従来品の商品知識が得られた上で、初めてリニューアル情報が読み手の心に刺さります。
SDGsの17ある目標(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/statistics/index.html)のうち、具体的にどのテーマに対する活動なのかを明記しましょう。
今回のSDGs活動に至った理由や背景として、(数あるSDGs活動からなぜそれを選択したのかという)より具体的な理由や目的の説明があると非常に説得力が増します。
貴社がSDGs活動を実施する目的・背景や今後の目標などを記載しましょう。
記者が記事を書くうえで前提情報として知っておかなければならない「商品(ブランド)そのものに関する説明文」の記載は重要です。
単に価格や容量などの商品スペックだけではなく、特徴をしっかり文章にして簡潔に記載しましょう。
受賞理由こそがニュースバリュー(情報価値)となります。主催者側から個別の見解が示されていない場合は、具体的な自社の見解を記載した方がプレスリリースとして適切です。
記者は、店舗オープンの経緯や背景にも興味関心を抱きます。なぜその業態なのか、なぜその立地や地域に出店したのかといった事柄はもちろん、時事問題や業界や社会課題の解決につながることがあれば、ぜひアピールしましょう。
可能であれば、オープン前に「メディア向けの試食会」を開催し、取材を誘致することも効果的です。その場合、プレスリリースタイトルにも試食会の案内がある旨をしっかり記載しましょう。
その際、プレスリリースの配信のタイミングや試食会の事前準備はしっかりと練りましょう。
プレスリリースの基本構成と書き方のポイント
プレスリリースの基本構成は【タイトル】【本文】【問い合わせ先】【補足資料】の4つにわかれます。それぞれの書き方のポイントを紹介します。
【タイトル】
メディアはタイトルを見てそのプレスリリースを読むか判断するため、一番重要な要素です。30〜50文字を目安に作成し、体言止めにするのが一般的です。時流に乗ったキーワードを入れることでメディアの目に留まりやすくなります。
【本文】
プレスリリースの本文は、A4用紙1~2枚程度の文章量にまとめましょう。冒頭には、5W2H【Who(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)、How much(いくらで)】でリード文を記載し、重要なこと(結論)から書き始め、後から修飾するような形で書いていくのが適切です。
【問い合わせ先】
プレスリリースには、メディアが連絡が取れるように必ず問い合わせ先を記載してください。企業名、部署、担当者名、電話番号、FAX番号、Emailアドレスを記載するのが一般的です。メディアがすぐに連絡が取れるよう、フォームやEmailアドレスよりも電話番号を記載する方が良いでしょう。
【補足資料】
プレスリリースの読み手の理解を深めるため、商品の画像などを挿入すると良いです。また、本文がA4用紙1~2枚にまとまらない場合は、補足資料として別項にまとめます。
プレスリリースの書き方のポイントは、下記の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
メディアに読まれるプレスリリースとは?
プレスリリースは、メディアへ直接自社の活動を知らせることができる「企業の公式文書」です。メディアによって記事化となれば、自社や商品・サービスの認知度アップはもちろん、結果的に売上アップやお問い合わせなどにつながります。
しかし、メディアは毎日多くのプレスリリースを受け取っているため、いかに「読まれる」プレスリリースを作成するかがポイントです。
プレスリリースを作成する上で、最も重要なことは「記事化するに値するニュースバリュー(情報価値)があるかどうか」です。
新商品の発売や新サービスの提供開始などの内容が、プレスリリースでは一般的ですが、ただ概要だけを記載してもメディアの目に留まることは少ないです。概要に加えて「その商品・サービス独自の価値」「発売・リリースすることによってどんな効果を見込めるのか?」「社会的に誰の役に立つのか」などの情報を適切に盛り込み、ニュースバリューを高めることで、メディアもプレスリリースを読んでみようという気になるのです。
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