IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『電気自動車の再利用バッテリー。最新の市場動向は?』と題したウェビナーを、2023年4月6日(木)に開催します。
EVバッテリーの再利用市場は様々な理由から非常に重要なものとなります。例えば、将来のエネルギーインフラの付加価値や、EVバッテリーの循環型経済の創出、新品バッテリーと比較した場合の均等化貯蔵原価の低減などが挙げられます。IDTechExはEVバッテリー再利用市場が2033年までに70億米ドルに拡大すると予測しています。
現在、EVの大半がリチウムイオンバッテリーを使用し、寿命の目安は8~10年と言われ、通常は寿命を迎えたバッテリーをEVに搭載するのは適切ではありません。しかし、バッテリーの二次利用(B2U)により、使用済みEVバッテリーの寿命を延ばすことができるのです。バッテリーのSOH(State Of Health:健康状態)と残存容量次第では、定置型エネルギー貯蔵用途や低電力エレクトロモビリティ用途といった要求がそれほど厳しくない用途で、セカンドライフバッテリーとして活用することができます。この市場はまだ年数の浅い若い市場ではあるものの、すでにキープレーヤーたちの間で、セカンドライフバッテリーの別用途への転用や使用済みEVバッテリーの健全性と残存性能の評価において熾烈な競争が繰り広げられています。
本ウェビナーでは、IDTechExのテクノロジ- アナリストConrad Nichols が、最新調査をもとにこの分野の全体像を解説します。
<開催概要>
テーマ:『電気自動車の再利用バッテリー。最新の市場動向は?』
(Second-Life Electric Vehicle Batteries: What Are the Latest Market Developments?)
開催日時: 2023年4月6日(木) 10時もしくは18時から 30分間
開催方法:オンライン
言語:英語
参加費:無料(事前登録制)
https://www.idtechex.com/ja/webinar/38651-27671-33258-21205-36554-12398-20877-21033-29992-12496-12483-12486-12522-12540-12290-26368-26032-12398-24066-22580-21205-21521-12399-65311/490
当日カバーする内容(予定)
- リチウムイオン電池の循環型経済とEV用セカンドライフバッテリーのバリューチェーン
- 規制状況
- 技術トレンド、再製品化に関する考慮事項、市場障壁
- バッテリーテストとモデリングアプローチの概要
- 主要プレイヤーの活動状況
IDTechExは、関連する調査レポートを2月に発行しました。
『電気自動車用バッテリーの再利用 2023-2033年』
https://www.idtechex.com/ja/research-report/second-life-electric-vehicle-batteries-2023-2033/924
本無料ウェビナー(英語)は、本調査レポートからの抜粋で行われます。
後日、使用した資料も提供します。
IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.idtechex.com/ja/research/webinars
【本件に関するお問合せは、下記まで】
アイディーテックエックス株式会社 (IDTechEx日本法人)
100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
URL: https://www.idtechex.com/ja
担当:村越美和子 m.murakoshi@idtechex.com
電話 : 03-3216-7209