IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『定置型エネルギー貯蔵用バッテリー:ビジネスモデル、ドライバー、障壁は何か? 』と題したウェビナーを、2023年1月18日(水)に開催します。
過去10年間で、リチウムイオン電池は定置用エネルギー貯蔵技術としてますます重要性を増し、今では電気化学的エネルギー貯蔵設備の90%以上を占めています。導入が進んだ要因は、性能向上とコストの低下でした。エネルギー貯蔵システム(ESS)の導入は、再生可能エネルギーの普及・拡大に不可欠です。また、バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)の世界での設置数を伸ばすには、エネルギー・バッテリー貯蔵の目標と明確な政策的枠組みが必須です。IDTechExでは、世界の定置型バッテリー貯蔵の累積容量が2033年までに2TWhを超えると予測しています。
フロント・オブ・ザ・メーター(FTM)市場で使用されるバッテリーは、さまざまな公益事業サービスや付帯的サービスを提供でき、国家による適切なエネルギー安全保障とエネルギー供給を実現するのに必要なツールを送電事業者(TSO)にもたらします。ビジネスモデルの成熟が進むにつれ、BESSの収益性に対する投資家の信頼が高まるため、今後のプロジェクトコストの低減や設置量の増加が促進されます。ビハインド・ザ・メーター(BTM)市場のバッテリーは、主に顧客側に価値をもたらします。ドイツなどの地域がFIT制度を段階的に廃止していることもあり、消費者は、価格の裁定取引をうまく利用し、電力料金が最も高くなるピーク需要時に所有しているバッテリーを使用するようになるでしょう。
本ウェビナーでは、IDTechExのテクノロジーアナリストConrad Nichols が、定置型エネルギー貯蔵用バッテリー市場について解説します。
<開催概要>
テーマ:『定置型エネルギー貯蔵用バッテリー:ビジネスモデル、ドライバー、障壁は何か?』
(Batteries for Stationary Energy Storage: What Are the Business Models, Drivers and Barriers?)
開催日時: 2023年1月18日(水) 11時もしくは19時から 30分間
開催方法:オンライン
言語:英語
参加費:無料(事前登録制)
https://www.idtechex.com/ja/webinar/23450-32622-22411-12456-12493-12523-12462-12540-36015-34101-29992-12496-12483-12486-12522-12540-65306-12499-12472-12493-12473-12514-12487-12523-12289-12489-12521-12452-12496-12540-12289-38556-22721-12399-20309-12363-65311/470
当日カバーする内容(予定)
- FTMおよびBTM市場での定置型エネルギー貯蔵用バッテリーサービスについて
- 蓄電池システム所有者のためのビジネスモデル
- 技術・市場動向
- 市場の促進要因と障壁:地域の再生可能エネルギー/蓄電目標と規制のハードル
IDTechExは、関連する調査レポート発行しています。
『定置型エネルギー貯蔵向けバッテリー 2023-2033年』
https://www.idtechex.com/ja/research-report/batteries-for-stationary-energy-storage-2023-2033/905
本無料ウェビナー(英語)は、本調査レポートからの抜粋で行われます。
後日、使用した資料も提供します。
IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.idtechex.com/ja/research/webinars
【本件に関するお問合せは、下記まで】
アイディーテックエックス株式会社 (IDTechEx日本法人)
100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
URL: https://www.idtechex.com/ja
担当:村越美和子 m.murakoshi@idtechex.com
電話 : 03-3216-7209