エレベーター用表示器の製造・販売をおこなう株式会社島田電機製作所(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:島田正孝)は、「クリエイティブな会社」「活気のある楽しい会社」「更なるプロフェッショナル集団」をコンセプトに、工場をリニューアルし、2020年3月に完成しました。
当社は、5年前よりチャレンジングな100年企業を目指して、下請け企業から提案型企業へと、企業の体質改善、組織改革に取り組んでいます。今回のリニューアルはその集大成となるものです。
今年で創業87年目を迎える当社は、日本で唯一のエレベーターに特化したオーダーメイド意匠器具の専門メーカーです。開発・設計から製造・組立・検査まで一貫したワンストップのものづくりと長年の知見を強みとして、大手エレベーターメーカーの依頼を受けて、ホールランタンやエレベーターボタンなどの意匠器具を短期間で製造しています。
■各種イベント企画やブランドブック作成で社員の意識改革 工場リニューアルはその集大成
2013年に代表に就任した5代目となる島田は、本社の移転も重なり、「会社をどうしていきたいか」を深く考え始めました。企業改革や働き方の多様性により社員の入れ替わりや若返りが多くなり、その結果製品の不良が増えたり、社員の言動から会社への理解の浅さが目立つようになりました。そこで、抜本的な会社改革をスタートさせました。
まず、社員が工場の中だけでなく外にも目を向け、コミュニケーション能力の向上や想像力が豊かになることを目的に、様々なイベントを開催しました。その中でも、八王子の地域活性化に貢献できる地元密着型企業になることを目指し、積極的に産学連携イベントを企画し、地元で活躍する栄養士や農家とコラボレーションした食育イベントや、地元の短大で美容を学
ぶ学生による美容サロンを工場内に開設するなど、様々な取り組みを行っ
てきました。
そして、2018年には社員が仕事における理念やミッション、ビジョンなどを共有し、同じ価値観や判断基準を持って仕事をするための『島田ブック』を作成。
“当社の全てが伝わる一冊”となるように、創業からの歩みや当社のモノづくりの強みを改めて記し、チームワークの重要性やモノづくりにおける規則やルールなどを、色や書体、言葉選びやデザインにもこだわり、それを元に社員の意識改革を促してきました。
当社は、5年前よりチャレンジングな100年企業を目指して、下請け企業から提案型企業へと、企業の体質改善、組織改革に取り組んでいます。今回のリニューアルはその集大成となるものです。
今年で創業87年目を迎える当社は、日本で唯一のエレベーターに特化したオーダーメイド意匠器具の専門メーカーです。開発・設計から製造・組立・検査まで一貫したワンストップのものづくりと長年の知見を強みとして、大手エレベーターメーカーの依頼を受けて、ホールランタンやエレベーターボタンなどの意匠器具を短期間で製造しています。
■各種イベント企画やブランドブック作成で社員の意識改革 工場リニューアルはその集大成
2013年に代表に就任した5代目となる島田は、本社の移転も重なり、「会社をどうしていきたいか」を深く考え始めました。企業改革や働き方の多様性により社員の入れ替わりや若返りが多くなり、その結果製品の不良が増えたり、社員の言動から会社への理解の浅さが目立つようになりました。そこで、抜本的な会社改革をスタートさせました。
まず、社員が工場の中だけでなく外にも目を向け、コミュニケーション能力の向上や想像力が豊かになることを目的に、様々なイベントを開催しました。その中でも、八王子の地域活性化に貢献できる地元密着型企業になることを目指し、積極的に産学連携イベントを企画し、地元で活躍する栄養士や農家とコラボレーションした食育イベントや、地元の短大で美容を学
ぶ学生による美容サロンを工場内に開設するなど、様々な取り組みを行っ
てきました。
そして、2018年には社員が仕事における理念やミッション、ビジョンなどを共有し、同じ価値観や判断基準を持って仕事をするための『島田ブック』を作成。
“当社の全てが伝わる一冊”となるように、創業からの歩みや当社のモノづくりの強みを改めて記し、チームワークの重要性やモノづくりにおける規則やルールなどを、色や書体、言葉選びやデザインにもこだわり、それを元に社員の意識改革を促してきました。
■行動経済学を応用した、理念を体現できる空間づくり
今回のリニューアルでは、行動経済学的観点から、「ナッジ型アプローチ」を取り入れ、空間から従業員の自発的な意思決定や行動を支援するために、緻密に考えられたデザインやレイアウトを企画。社員の一体感と充実感を高めることで生産性を向上させ、企業の業績も上昇することを期待しています。また、「ここにいるだけで当社らしさを感じられる空間づくり」も重視し、社員だけでなく、顧客や見込み顧客、工場見学者、採用応募者となりうる学生などの一般の方にも楽しめるよう工夫しました。相乗効果を生むような空間として、「会社のファンづくり」に繋げていくことも狙っています。
リニューアルしたのは2Fの営業部、管理部、社長室、設計部、組立部がある約1,000平米のスペース。各事業部ごとの部屋や壁をなくし、クリエイションエリアと名付けたワンフロアのスペースを設けたことが大きな特長です。クリエイションエリアが会社改革を実現する軸となる場所で、ワークデスクゾーンを隣接させることにより、社内で何が行われているか全体感を感じられるようにしています。よって、ワークデスクで仕事をしている中でも自然にクリエイティビティ・会議のライブ感など、会社の活気を感じられる設計でもあります。社員がこのクリエイションエリアを積極的に活用していくことで空間全体が上手く機能すると考えています。
■会議、発想、ミーティングのクリエイションエリア スペースごとに運用の仕方を明確化
昨今、IoTやコワーキングスペースなどの最先端の仕組みを導入し、グループ社員や他社の人材との交流を活性化させるなど、社員に柔軟な働き方を促し、生産性を高めるオフィス改革が企業の間に広がっています。しかし、快適なオフィス改革をおこなっても、運用の仕方を間違うと成果があがるかは難しいと考えています。
そこで当社は、リニューアルの核となるクリエイションエリアを会議スペース、発想スペース、ミーティングスペース、その他と運用の仕方を明確に分け、コンセプト通りの空間として完成させるために工夫を凝らしています。
今回のリニューアルでは、行動経済学的観点から、「ナッジ型アプローチ」を取り入れ、空間から従業員の自発的な意思決定や行動を支援するために、緻密に考えられたデザインやレイアウトを企画。社員の一体感と充実感を高めることで生産性を向上させ、企業の業績も上昇することを期待しています。また、「ここにいるだけで当社らしさを感じられる空間づくり」も重視し、社員だけでなく、顧客や見込み顧客、工場見学者、採用応募者となりうる学生などの一般の方にも楽しめるよう工夫しました。相乗効果を生むような空間として、「会社のファンづくり」に繋げていくことも狙っています。
リニューアルしたのは2Fの営業部、管理部、社長室、設計部、組立部がある約1,000平米のスペース。各事業部ごとの部屋や壁をなくし、クリエイションエリアと名付けたワンフロアのスペースを設けたことが大きな特長です。クリエイションエリアが会社改革を実現する軸となる場所で、ワークデスクゾーンを隣接させることにより、社内で何が行われているか全体感を感じられるようにしています。よって、ワークデスクで仕事をしている中でも自然にクリエイティビティ・会議のライブ感など、会社の活気を感じられる設計でもあります。社員がこのクリエイションエリアを積極的に活用していくことで空間全体が上手く機能すると考えています。
■会議、発想、ミーティングのクリエイションエリア スペースごとに運用の仕方を明確化
昨今、IoTやコワーキングスペースなどの最先端の仕組みを導入し、グループ社員や他社の人材との交流を活性化させるなど、社員に柔軟な働き方を促し、生産性を高めるオフィス改革が企業の間に広がっています。しかし、快適なオフィス改革をおこなっても、運用の仕方を間違うと成果があがるかは難しいと考えています。
そこで当社は、リニューアルの核となるクリエイションエリアを会議スペース、発想スペース、ミーティングスペース、その他と運用の仕方を明確に分け、コンセプト通りの空間として完成させるために工夫を凝らしています。
会議スペースでは、営業会議、部署会議、ワーキング会議、部署朝礼などこの場所で行う会議を明確にし、決められた会議は必ずこの場所で行い、別の場所で行うことを禁止するようにします。「使っても良い」スペースにすると、オープンスペースであることから利用促進されずに、結果使われない場所になってしまう可能性もあるため、事前に運用方法を決めておきます。
また、壁掛けテレビやパソコン、木目調の大きなテーブル、テーブル周りを囲むようにベンチを設置し、実用性と一体感が高まる空間にしています。
《クリエイションエリアの特長(2)発想スペース ~什器やグッズで発想を促す工夫を~》
また、壁掛けテレビやパソコン、木目調の大きなテーブル、テーブル周りを囲むようにベンチを設置し、実用性と一体感が高まる空間にしています。
《クリエイションエリアの特長(2)発想スペース ~什器やグッズで発想を促す工夫を~》
発想スペースの運用方法は、発想の習慣づけのための会議テーマ(未来のエレベーターには何の機能がついているか等)を考え、事前に内容と日時を告知した上でその会議を実施するようにします。ここには「何があると発想会議が活性化しそうか」を社員で考え、社員がプライベートで見つけた面白いものなど「発想を促すグッズ」として設置し、より発想モードに入りやすいような空間にしていきます。また、ハンモックや工場廃材を使った手作りの椅子、自社開発の導光パネルの照明も設置しています。
また、ネタボードというアイデアのタネを自由に貼り付けることができるボードも設置し、社員の自発な意識や行動を引き出します。
《クリエイションエリアの特長(3)ミーティングスペース ~社内ミーティングで積極的な使用~》
また、ネタボードというアイデアのタネを自由に貼り付けることができるボードも設置し、社員の自発な意識や行動を引き出します。
《クリエイションエリアの特長(3)ミーティングスペース ~社内ミーティングで積極的な使用~》
社内ミーティングではミーティングスペースを積極的に使用していきます。そのために、個室会議室や他の場所での実施を禁止し、ミーティングスペースが空いている時は優先的に利用するようにしていきます。
オープンスペースなので、打ち合わせの様子や声が聞こえてくるため気になる部分もありますが、「自分以外の人の動きが感じられて、グループや組織、会社への理解が深まってきたような気がする」という声も社員から上がっています。
《動線の中心となるメインウォール 目標数字など会社全体で共有する掲示板機能》
社員のメイン動線の中心にあるのがメインウォールで、メイン動線が事務所から
組立まで一本まっすぐつながって通っていることで、他グループとのつながりを
しっかり感じることができます。また、会社全体の動きを共有する重要な掲示板
機能でもあり、目標やネタボード、残業時間や仕事の進捗状況などを掲載し、社
内の情報共有の場として、有効に活用していきます。
《顧客や採用応募者など外部に向けても当社の魅力をアピール》
クリエイションエリアやメインウォール以外の場所では、対外的なブランディングを意識し、既存顧客や新規見込み客、あるいは採用応募者が来社してから帰るまでの一連の流れの中で当社の魅力を感じてもらえるように緻密な設計をしています。下記がその概要です。
(1) 来社にしてまずエントランスのモダンなエレベーターでインパクト。
(2)本物のエレベーターの入り口なのに、普通に押して開くドアで驚きを与える。
(3)黒い空間に、大きな「2033」の表示。創業100年になるまでデジタルでカウントダウン表記(自社技術を応用し設置)し、新しいことに挑戦している会社をアピール。
(4)当社のキャラクターであるボタンちゃんカフェ。社員のランチや休憩スポットであり、SNS映えするボタンちゃんウォールも用意。
(5)ワークスペースの奥の壁面に、当社の4つのバリューを、英語表記でステンレスの切り抜き文字にして掲げ、プロフェッショナルな会社である印象をアピール。
(6)オフィスの奥まで遮るものがないため、広さを感じさせ、しっかりとした会社である印象をアピール。
(7)独特な什器やグッズを置いた発想スペースで発想に強い会社という印象をアピール。
(8)押すと光ったり鳴ったりする1000個のエレベーターボタンを展示予定(現在、製作中)。
【会社概要】
社名 :株式会社島田電機製作所
代表 :島田 正孝
本社 :東京都八王子市大和田町3-11-1
ホームページ:http://www.shimada.cc/
TEL :042-656-1401
設立 :1949年2月24日 (創業1933年)
資本金 :1,200万円
従業員数 :55 名
事業内容 :各種エレベーター、エスカレーター用操作盤、表示器の製造及び販売
<本件に関する問い合わせ先>
島田電機製作所 広報事務局
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788 E-mail:pr@netamoto.co.jp
担当: 杉村(携帯:070-1389-0175)
オープンスペースなので、打ち合わせの様子や声が聞こえてくるため気になる部分もありますが、「自分以外の人の動きが感じられて、グループや組織、会社への理解が深まってきたような気がする」という声も社員から上がっています。
《動線の中心となるメインウォール 目標数字など会社全体で共有する掲示板機能》
社員のメイン動線の中心にあるのがメインウォールで、メイン動線が事務所から
組立まで一本まっすぐつながって通っていることで、他グループとのつながりを
しっかり感じることができます。また、会社全体の動きを共有する重要な掲示板
機能でもあり、目標やネタボード、残業時間や仕事の進捗状況などを掲載し、社
内の情報共有の場として、有効に活用していきます。
《顧客や採用応募者など外部に向けても当社の魅力をアピール》
クリエイションエリアやメインウォール以外の場所では、対外的なブランディングを意識し、既存顧客や新規見込み客、あるいは採用応募者が来社してから帰るまでの一連の流れの中で当社の魅力を感じてもらえるように緻密な設計をしています。下記がその概要です。
(1) 来社にしてまずエントランスのモダンなエレベーターでインパクト。
(2)本物のエレベーターの入り口なのに、普通に押して開くドアで驚きを与える。
(3)黒い空間に、大きな「2033」の表示。創業100年になるまでデジタルでカウントダウン表記(自社技術を応用し設置)し、新しいことに挑戦している会社をアピール。
(4)当社のキャラクターであるボタンちゃんカフェ。社員のランチや休憩スポットであり、SNS映えするボタンちゃんウォールも用意。
(5)ワークスペースの奥の壁面に、当社の4つのバリューを、英語表記でステンレスの切り抜き文字にして掲げ、プロフェッショナルな会社である印象をアピール。
(6)オフィスの奥まで遮るものがないため、広さを感じさせ、しっかりとした会社である印象をアピール。
(7)独特な什器やグッズを置いた発想スペースで発想に強い会社という印象をアピール。
(8)押すと光ったり鳴ったりする1000個のエレベーターボタンを展示予定(現在、製作中)。
【会社概要】
社名 :株式会社島田電機製作所
代表 :島田 正孝
本社 :東京都八王子市大和田町3-11-1
ホームページ:http://www.shimada.cc/
TEL :042-656-1401
設立 :1949年2月24日 (創業1933年)
資本金 :1,200万円
従業員数 :55 名
事業内容 :各種エレベーター、エスカレーター用操作盤、表示器の製造及び販売
<本件に関する問い合わせ先>
島田電機製作所 広報事務局
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788 E-mail:pr@netamoto.co.jp
担当: 杉村(携帯:070-1389-0175)