2015年12月17日 10:00

大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』の著者が「変人」をキーワードにルネサンス美術を楽しく解読! 『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』(集英社新書)、12月17日(木)発売!

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大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリ。実は17歳で単身イタリアに渡り国立美術学校で美術史と油絵を学んだ筋金入りの美術専門家なのだ。そんな彼女が初の美術論のテーマに選んだのは、偏愛する「ルネサンス」。しかしそこは漫画家。あの大巨匠も彼女にかかれば「好色坊主」「筋肉フェチ」「人嫌い」と抱腹絶倒のキャラクターに大変身。「変人」をキーワードにルネサンスを楽しく解読する、ヤマザキ流芸術家列伝!

なぜいまこの本を書いたのか。それは、ながらく閉塞感に陥っているいまの日本に足りないのが、パワフルな「変人」ではないかと思っているからです。(本文より)

集英社新書『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』
[著者] ヤマザキマリ
[発売日] 2015年12月17日(木)
[定価] 本体760円+税
[ISBN] 978-4-08-720815-3
[WEBサイト] http://shinsho.shueisha.co.jp/


■目次より
はじめに

第1章 フィリッポ・リッピとボッティチェリ
     ――ルネサンスを爛熟に導いた二人
1 フィリッポ・リッピ
2 サンドロ・ボッティチェリ

第2章 愛しのラファエロ、ミケランジェロ、レオナルド
     ――秀抜とした「変人」としてのルネサンス三大巨匠論
1 ラファエロ・サンティ
2 ミケランジェロ・ブオナローティ
3 レオナルド・ダ・ヴィンチ
4 「盛期ルネサンス」とは何か

第3章 型破りで魅力的な各地の「変人」画家たち
     ――シチリア、ヴェネチア、北方の絵画
1 アントネロ・ダ・メッシーナ
2 アンドレア・マンテーニャ
3 パオロ・ウッチェロ
4 ヴィットーレ・カルパッチョ
5 アルブレヒト・デューラー
6 ホルバインとグリューネヴァルト
7 ピーテル・ブリューゲル

第4章 王様から小説家まで ルネサンスの礎となった「変人」
     ――わが敬愛する「ルネサンス人」たち
1 フェデリーコ2世(フリードリヒ2世)
2 ダンテとペトラルカ
3 アンドレーア・パッラーディオ
4 ジョルジョ・ヴァザーリ

第5章 あらためて、「ルネサンス」とは?
     ――多様性と寛容さが世界を救う



■著者プロフィール
漫画家。1967年東京都生まれ。1984年よりイタリア国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で美術史と油絵を学ぶ。1997年漫画家デビュー。2008年連載開始の『テルマエ・ロマエ』が空前の大ヒットとなり、2010年のマンガ大賞、手塚治虫文化賞短編賞を受賞。同作品は映画化もされた。漫画作品では他に『プリニウス』(とり・みきと共著)、『スティーブ・ジョブズ』など。『男性論 ECCE HOMO』『国境のない生き方』など評論、エッセイの著書も多数。


【問い合わせ先】 集英社広報部 電話03-3230-6314


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  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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