2015年04月17日 10:00

欲望と道徳は両立する! 鹿島教授の成功の哲学『進みながら強くなる――欲望道徳論』(集英社新書)、4月17日(金)発売!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「準備ができてから」と、万事を先延ばしにしていると人生はすぐに終りが来てしまう。では、どうしたらいいのか? 学問でもビジネスでもパフォーマンスを上げるために完全な準備が整うのを待つのではなく、むしろ未経験の分野への挑戦は見切り発車で始めるからこそ力がつくのだ、と著者は説く。集英社新書『進みながら強くなる――欲望道徳論』(著:鹿島茂)、4月17日(金)発売!

いつか教養を身につけたい。事業に成功したい。そう願っていても、「準備ができてから」と、万事を先延ばしにしていると人生はすぐに終りが来てしまう。
では、どうしたらいいのか?
学問でもビジネスでもパフォーマンスを上げるために完全な準備が整うのを待つのではなく、むしろ未経験の分野への挑戦は見切り発車で始めるからこそ力がつくのだ、と著者は説く。
自己利益と自己愛を冷静に見つめ、欲望から道徳を創るための「進みながら強くなる」方法を公開。

集英社新書『進みながら強くなる――欲望道徳論』
著者:鹿島茂(かしま・しげる)
発売日:2015年4月17日(金)
定価:本体700円+税
ISBN:978-4-08-720781-1

http://shinsho.shueisha.co.jp/


<『進みながら強くなる――欲望道徳論』本文より>
 この本のタイトルにした『進みながら強くなる』という標語は、有名な伝記作者ステファン・ツヴァイクが評伝『バルザック』(早川書房)の中で、メキメキと頭角を現してきた頃のバルザックについて用いたラテン語の詩句《ヴィーレス・アッキリート・エウンド》の私なりの訳文です。 引用元はヴェルギリウスの『アエネーイス』で、「進むにつれて力が加わる」が直訳ですが、これでは標語として弱いので、私は「進みながら強くなる」と言い換えてみたのです。
 では、この「進みながら強くなる」がどういうことを意味しているかといえば、およそ、次のようなことではないかと思います。
 人間だれしも、いずれ十分に力を蓄えて強くなったと確信してから進みたいと考えます。しかし、こうした完璧主義でいくと、時間もかかるし、金もかかるのは当然です。それに、「よし、十分強くなったから、そろそろ進もうか」と決意する頃には、もう人生は終わってしまっていることが少なくないのです。
 だったら、多少、見切り発車の感があっても、とにかくスタートを切ろうじゃないか。


目次
第一章 死ぬまで上昇カーブで力をつける
第二章 正しく考える方法
第三章 日本人の道徳意識が意味するもの
第四章 日本人に必要な新しい道徳とは何か?
第五章 幸福のカギを握るシンプルな原理


著者プロフィール
1949年生まれ。明治大学国際日本学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。専門は19世紀フランス文学、社会。
著書『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞、『職業別パリ風俗』(白水社)で、読売文学賞を受賞。他著書多数。


【問い合わせ先】 集英社広報部 電話03-3230-6314

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.