株式会社マイセック(本社:名古屋市西区、代表取締役:間宮 収)は、スキー場やスケートリンク、サッカー競技場、ラグビー競技場など気温0度以下になる場所にもAED(自動体外除細動器)を設置可能になる、ヒーターを内蔵した保温バッグを開発し、「AEDライフバッグ」として、提案しています。
6月に山形県でAEDを使用する事が出来れば助かったかもしれない事故が起こったことから、そのような事故の再発を防ぐために、東北・北海道・北陸地区などの寒冷地の学校やスキー場などでAEDをよりスムーズに利用できるように、現在展開している「AEDライフバッグ」の販売強化を11月10日より行います。
http://www.misec.co.jp/
■意外と知られていないAEDの問題点 ~氷点下では動作保証がない~
AEDメーカーが発表しているAEDの保管補償温度はおおむね0~50度です。北海道、東北をはじめとする寒冷地では、冬季には外気温が0度以下になります。そういった地域では、下記のような原因によってAEDが正常に作動しないという事態が想定されます。
(1)低温時バッテリーの出力低下による動作不安定
(2)水分の多い電極パッドのジェルが凍結し肌に密着しなくなる可能性がある
(3)セルフチェック時、使用温度を下回る為、エラーが出て動作不良となる可能性がある
(4)寒さによる液晶モニターの動作不良
■AEDライフバッグ開発の背景・特長
マイセックは設置型ヒーター内蔵AEDボックス「AEDライフキャビネット」の開発を行い販売していますが、多くのお客様からウインタースポーツや工事現場などのシーンでも活用可能な、持ち運び可能なバッグタイプの開発依頼を多数いただいたことから、この度「AEDライフバッグ」を開発し2014年2月15日より発売を開始しました。
「AEDライフバッグ」は、気温が氷点下の下、行われるスキーやラグビー、アイスホッケーなどの競技者の近くにAEDを設置する事を想定し開発が行われました。また寒冷地の工事現場や作業場など、AEDを設置したいが、夜間などは気温が氷点下になるプレハブの事務所内にAED本体だけで保管しておくと、寒さの為、使用する際バッテリーの出力が低下し機能を発揮する事が出来なくなってしまう事も考えられます。さらに、水分の多いパッドが凍ってしまう可能性もある為、AEDを設置する事が不可能でした。「AEDライフバッグ」を使用することによりそのような寒冷地の工事現場・作業現場への設置も可能となります。
「AEDライフバッグ」のケース内部にはシートヒーターが内蔵されており、庫内温度が15になると自動でヒーターOFFになる機能となっており、100Vコンセントに電源を差しておけば、外気温が-15になっていても常にAEDをメーカー動作保証温度の0~50の間に保つ事が可能となります。
また、心臓発作が起こる時間帯は比較的朝が多いと言われています。冬の建設現場事務所や作業場などの周囲の外気温度が氷点下になる環境の場所への設置も、「AEDライフバッグ」に入れ保管しておけば朝に事故が起きた時にも、バッテリーの不具合やパッドは凍っている事もなく救助可能となります。
■電源がない環境への対応を実証
電源を取る事が不可能な場所へのAED保管についてのご相談も多数頂いており、本バッグの保温性能が高い所に注目し使い捨てカイロを利用した実験を行いました。
<実験に使用したもの>
桐灰使い捨てカイロ 貼付タイプ(6個使用)
サイズ :3cm×9.5cm
最高温度:63度
平均温度:53度
持続時間:14時間(40度以上を保持し持続する時間)
<実験内容・結果>
AEDライフバッグ内部に使い捨てカイロを6個貼り付け、外気温-20度の温度に設定し実験を行った結果、約8時間はバッグ内の温度を5度以上に保つ事が出来るというデータが得られました。
この実験結果から、電源がない場所へのAEDの持ち出しも使い捨てカイロをAEDライフバッグ内にあらかじめセットしておく事により、数時間であれば氷点下になる電源がない場所へ持ち出す事が可能であると考えられます。
本実験のデータはマイセックホームページの「AEDライフバッグ」のページに掲載されています。
http://www.misec.co.jp
※本実験はマイセックの簡易実験であり、AEDの動作を保証するものではありません。
■今後の展開
ウインタースポーツであるスキー場や屋外のスケート場、また、2014年より医務室や観客エリアなどにAEDを設置する事を決めているJリーグなどにおいては、冬季の観客エリアが気温0度以下になる可能性もある為、本バッグにAEDを入れ保管しておけば安心です。ラグビーや駅伝など、冬に行われるスポーツも同様に0度以下にならない様に設置する事が大事だと考えられます。
マイセックは、AEDだけでなく、救急セットや保温シートなども一緒に準備、保管する事を提案します。「AEDライフバッグ」は1.5kgとても軽く、非常時に必要な他の救急セットを入れておいても持ち運びが苦になりません。
■「AEDライフバッグ」の特長
1.製品は軽く(1.5Kg)AEDの他にも救急セットなども入れておく事が可能
2.使用環境温度 -15~40度(屋内仕様)
3.反射印刷で夜間ライトを当てると文字・マークが光る
4.材質は硬質発泡ウレタンで断熱効果が高い
5.庫内温度が15になると自動でヒーター電源OFF
■「AEDライフバッグ」の概要
名称 : AEDライフバッグ(屋内仕様)
発売開始日: 2014年2月15日
販売料金 : 89,800円(税別)ヒーター内蔵
70,000円(税別)ヒーターなし
サイズ : 外寸 縦370mm×横380mm×幅260mm
内寸 縦300mm×横300mm×幅180mm
カラー : 本体 ピンク(はっ水処理加工済)/肩掛けバンド ホワイト
電源 : 100V 50/60Hz(ACアダプター付)
ヒーター : シリコンラバーヒーター 12V 15W
URL : http://www.misec.co.jp/
意匠登録 :第1501106号 実用新案登録:第3185290号
■会社概要
商号 : 株式会社マイセック
代表 : 代表取締役 間宮 収
本社所在地: 〒451-0072 愛知県名古屋市西区笠取町三丁目54番地
設立 : 昭和50年4月14日
資本金 : 1,600万円
URL :http://www.misec.co.jp
お問い合わせ先
株式会社マイセック SE事業部
担当 吉田隆
TEL : 0568-39-0831
FAX : 0568-39-0828
E-mail: takashi.yoshida@misec.co.jp
6月に山形県でAEDを使用する事が出来れば助かったかもしれない事故が起こったことから、そのような事故の再発を防ぐために、東北・北海道・北陸地区などの寒冷地の学校やスキー場などでAEDをよりスムーズに利用できるように、現在展開している「AEDライフバッグ」の販売強化を11月10日より行います。
http://www.misec.co.jp/
■意外と知られていないAEDの問題点 ~氷点下では動作保証がない~
AEDメーカーが発表しているAEDの保管補償温度はおおむね0~50度です。北海道、東北をはじめとする寒冷地では、冬季には外気温が0度以下になります。そういった地域では、下記のような原因によってAEDが正常に作動しないという事態が想定されます。
(1)低温時バッテリーの出力低下による動作不安定
(2)水分の多い電極パッドのジェルが凍結し肌に密着しなくなる可能性がある
(3)セルフチェック時、使用温度を下回る為、エラーが出て動作不良となる可能性がある
(4)寒さによる液晶モニターの動作不良
■AEDライフバッグ開発の背景・特長
マイセックは設置型ヒーター内蔵AEDボックス「AEDライフキャビネット」の開発を行い販売していますが、多くのお客様からウインタースポーツや工事現場などのシーンでも活用可能な、持ち運び可能なバッグタイプの開発依頼を多数いただいたことから、この度「AEDライフバッグ」を開発し2014年2月15日より発売を開始しました。
「AEDライフバッグ」は、気温が氷点下の下、行われるスキーやラグビー、アイスホッケーなどの競技者の近くにAEDを設置する事を想定し開発が行われました。また寒冷地の工事現場や作業場など、AEDを設置したいが、夜間などは気温が氷点下になるプレハブの事務所内にAED本体だけで保管しておくと、寒さの為、使用する際バッテリーの出力が低下し機能を発揮する事が出来なくなってしまう事も考えられます。さらに、水分の多いパッドが凍ってしまう可能性もある為、AEDを設置する事が不可能でした。「AEDライフバッグ」を使用することによりそのような寒冷地の工事現場・作業現場への設置も可能となります。
「AEDライフバッグ」のケース内部にはシートヒーターが内蔵されており、庫内温度が15になると自動でヒーターOFFになる機能となっており、100Vコンセントに電源を差しておけば、外気温が-15になっていても常にAEDをメーカー動作保証温度の0~50の間に保つ事が可能となります。
また、心臓発作が起こる時間帯は比較的朝が多いと言われています。冬の建設現場事務所や作業場などの周囲の外気温度が氷点下になる環境の場所への設置も、「AEDライフバッグ」に入れ保管しておけば朝に事故が起きた時にも、バッテリーの不具合やパッドは凍っている事もなく救助可能となります。
■電源がない環境への対応を実証
電源を取る事が不可能な場所へのAED保管についてのご相談も多数頂いており、本バッグの保温性能が高い所に注目し使い捨てカイロを利用した実験を行いました。
<実験に使用したもの>
桐灰使い捨てカイロ 貼付タイプ(6個使用)
サイズ :3cm×9.5cm
最高温度:63度
平均温度:53度
持続時間:14時間(40度以上を保持し持続する時間)
<実験内容・結果>
AEDライフバッグ内部に使い捨てカイロを6個貼り付け、外気温-20度の温度に設定し実験を行った結果、約8時間はバッグ内の温度を5度以上に保つ事が出来るというデータが得られました。
この実験結果から、電源がない場所へのAEDの持ち出しも使い捨てカイロをAEDライフバッグ内にあらかじめセットしておく事により、数時間であれば氷点下になる電源がない場所へ持ち出す事が可能であると考えられます。
本実験のデータはマイセックホームページの「AEDライフバッグ」のページに掲載されています。
http://www.misec.co.jp
※本実験はマイセックの簡易実験であり、AEDの動作を保証するものではありません。
■今後の展開
ウインタースポーツであるスキー場や屋外のスケート場、また、2014年より医務室や観客エリアなどにAEDを設置する事を決めているJリーグなどにおいては、冬季の観客エリアが気温0度以下になる可能性もある為、本バッグにAEDを入れ保管しておけば安心です。ラグビーや駅伝など、冬に行われるスポーツも同様に0度以下にならない様に設置する事が大事だと考えられます。
マイセックは、AEDだけでなく、救急セットや保温シートなども一緒に準備、保管する事を提案します。「AEDライフバッグ」は1.5kgとても軽く、非常時に必要な他の救急セットを入れておいても持ち運びが苦になりません。
■「AEDライフバッグ」の特長
1.製品は軽く(1.5Kg)AEDの他にも救急セットなども入れておく事が可能
2.使用環境温度 -15~40度(屋内仕様)
3.反射印刷で夜間ライトを当てると文字・マークが光る
4.材質は硬質発泡ウレタンで断熱効果が高い
5.庫内温度が15になると自動でヒーター電源OFF
■「AEDライフバッグ」の概要
名称 : AEDライフバッグ(屋内仕様)
発売開始日: 2014年2月15日
販売料金 : 89,800円(税別)ヒーター内蔵
70,000円(税別)ヒーターなし
サイズ : 外寸 縦370mm×横380mm×幅260mm
内寸 縦300mm×横300mm×幅180mm
カラー : 本体 ピンク(はっ水処理加工済)/肩掛けバンド ホワイト
電源 : 100V 50/60Hz(ACアダプター付)
ヒーター : シリコンラバーヒーター 12V 15W
URL : http://www.misec.co.jp/
意匠登録 :第1501106号 実用新案登録:第3185290号
■会社概要
商号 : 株式会社マイセック
代表 : 代表取締役 間宮 収
本社所在地: 〒451-0072 愛知県名古屋市西区笠取町三丁目54番地
設立 : 昭和50年4月14日
資本金 : 1,600万円
URL :http://www.misec.co.jp
お問い合わせ先
株式会社マイセック SE事業部
担当 吉田隆
TEL : 0568-39-0831
FAX : 0568-39-0828
E-mail: takashi.yoshida@misec.co.jp