株式会社トーハン(本社・東京都新宿区、藤井武彦社長)の「ほんをうえるプロジェクト」(以下「ほんをうえる」)が拡販商品として手掛ける「青い約束」(田村優之著、ポプラ文庫)が、9月12日重版分で10万部を突破しました。
「青い約束」は証券会社のアナリストとして活躍する主人公が、仕事の理想と現実の間で葛藤する中で、高校時代の親友と再会。恋人を失った二十数年前の事件の真相が明らかになるという、経済と青春ロマンとが交錯するストーリー。著者の田村優之氏は現役の新聞記者で、骨太な経済小説であり青春小説でもある内容が、主人公と同世代のビジネスマンを中心に共感を呼び、話題となっています。
同書は2012年8月に発売され、当初は目立った動きはなかったものの、三省堂書店東京駅一番街店での仕掛けで400冊を販売するというヒットの兆しを捉え、「ほんをうえる」で全国ベストセラーへ育てることを目指して企画化。
今年4月から“さまざまな葛藤を抱えながらも頑張っているサラリーマンにもっと読んで欲しい物語”として、まず立地・客層の合う店舗を対象に促進を開始。実績を確認しながら徐々に対象を広げ、全国展開へと拡大しました。こうした取り組みが奏功し、駅ビルやビジネス街だけでなく郊外店での売行きも好調に推移。企画開始時1万部から大きく伸び、9月12日重版分で10万部を突破しました。
今回の取り組みについて、三省堂東京駅一番街店の担当営業であるポプラ社太田達雄氏は「実は、この文庫は売れ行き不振で一度断裁したことがあるのです。そういった本がこうして熱意がどんどん伝染し、ベストセラーになるというのは出版人冥利に尽きます」とコメントしています。
「ほんをうえる」では、今回の企画に手応えを感じており、読者層の広がりも期待できることから、引き続き拡販に取り組み、さらなるベストセラーに育てたい考えです。
◆「青い約束」ポプラ文庫 ISBN:978-4-591-13041-4
田村優之著/本体 640円+税/ポプラ社
「青い約束」は証券会社のアナリストとして活躍する主人公が、仕事の理想と現実の間で葛藤する中で、高校時代の親友と再会。恋人を失った二十数年前の事件の真相が明らかになるという、経済と青春ロマンとが交錯するストーリー。著者の田村優之氏は現役の新聞記者で、骨太な経済小説であり青春小説でもある内容が、主人公と同世代のビジネスマンを中心に共感を呼び、話題となっています。
同書は2012年8月に発売され、当初は目立った動きはなかったものの、三省堂書店東京駅一番街店での仕掛けで400冊を販売するというヒットの兆しを捉え、「ほんをうえる」で全国ベストセラーへ育てることを目指して企画化。
今年4月から“さまざまな葛藤を抱えながらも頑張っているサラリーマンにもっと読んで欲しい物語”として、まず立地・客層の合う店舗を対象に促進を開始。実績を確認しながら徐々に対象を広げ、全国展開へと拡大しました。こうした取り組みが奏功し、駅ビルやビジネス街だけでなく郊外店での売行きも好調に推移。企画開始時1万部から大きく伸び、9月12日重版分で10万部を突破しました。
今回の取り組みについて、三省堂東京駅一番街店の担当営業であるポプラ社太田達雄氏は「実は、この文庫は売れ行き不振で一度断裁したことがあるのです。そういった本がこうして熱意がどんどん伝染し、ベストセラーになるというのは出版人冥利に尽きます」とコメントしています。
「ほんをうえる」では、今回の企画に手応えを感じており、読者層の広がりも期待できることから、引き続き拡販に取り組み、さらなるベストセラーに育てたい考えです。
◆「青い約束」ポプラ文庫 ISBN:978-4-591-13041-4
田村優之著/本体 640円+税/ポプラ社
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社トーハン 広報室 TEL:03-3266-9587